ウインドウを下に移動させたら画面の端に隠れてしまいました。
動かす方法はいくつかあり、直後なら「最大化」も選択肢です。
ウインドウをマウスでドラッグして移動させるとき、勢い余って画面のかなり下のほうまで動かしてしまい、ウインドウの上端が少しだけしか見えないようになって移動させられなくて困るときがあります。
もちろん、通常の設定ではウインドウが画面の外に完全に隠れることは少ないので、上端が少しだけでも見えているなら、そこを何とかマウスで掴んで上にドラッグできれば、それだけで動かせます。
ところがマルチディスプレイ設定のときなどは、デスクトップ上から完全に隠れてしまうこともあります。そんなときでも移動させた直後であれば「最大化」で対処できます。
この「最大化」操作はショートカットキー
「Windows」+「↑」
を使うのが手っ取り早いです。
移動した直後ではなく、タスクバーやほかのウインドウを選択した後であれば、以下の3ステップでも同じことができます。
- 隠れたウインドウの「アプリ」のアイコンをタスクバー上に探して、そのアイコン上にマウスポインターを合わせる
- 開いているウインドウのサムネイル(縮小画像)が表示されたら元に戻したいウインドウを右クリック
- 右クリックで現れたメニューから「最大化」を選択
これで画面の端のほうで隠れていたウインドウが「最大化」表示されるので、そのまま作業しても、再度、移動させてもいいでしょう。
どのウインドウを移動させたのかも分からない(そんなことはないとは思いますが)そんな場合は現在、開いているウインドウを全部、一覧で表示するショートカットキー
「Alt」+「Tab」
が使えます。
サムネイルで一覧表示されたウインドウから、隠れているウインドウを見つけて、マウスでクリックするか、「ALt」キーを押したまま「Tab」キーを何度か押して、隠れているウインドウを選択します。
選択できたら「最大化」のショートカットキー
「Windows」+「↑」
を押すというのは、最初に紹介した「直後の場合」と同じです。
◆◇◆
先ほどの「3ステップ」の方法でサムネイルを右クリックしたメニューで「最大化」を選択するかわりに「移動」を選ぶ方法もあります。
これでマウスポインターが「十字」アイコンとなり、この状態で「↑」キーを押すことでウインドウを上に移動させることができます。
上下左右の矢印キーで、上下左右に移動させることができます。
でも、わざわざそんな操作をしなくても「最大化」するほうが簡単かつ確実なので『「移動」という方法もある』程度でいいでしょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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