プレゼンのときに素早くマウスカーソル(ポインター/矢印)を大きくできますか?
マウスカーソルの形状や色を切り替えられるソフトがあります。
Windows 10 でマウスカーソル(ポインター)のサイズを変更する方法は紹介しました。とり急ぎ切り替えたいならこの方法もありでしょう。
でも、必要なときだけマウスカーソルの形をすぐに切り替えたいとき、たとえば「プレゼンテーション(発表)」の本番だけ大きく赤い矢印に切り替えて、そのあとすぐ元に戻したいときなどがあるかもしれません。
そんなときに使えるフリーソフトがあったので紹介します。
実際に私のパソコンで利用していますが、問題なく動作しています。
ダウンロードした「presenm110.zip」を解凍して、フォルダーの中から「presenm.exe」を実行。
起動すると設定されているマウスカーソルの形状に切り替わります。
また、起動すると「通知領域」に「プレゼンマウス」のアイコンが常駐します。
初期設定ではアイコンをクリックすると元の形状とサイズに戻ります。
「プレゼンマウス」の設定は「通知領域」のアイコンを右クリックしたメニューから「プレゼンマウスの設定」を選択すれば開きます。
開いた画面で切り替えに関して以下のような設定ができます。
- 実行時すぐにマウスカーソルに変更
- タスクアイコンをクリックして切り替え
- タスクアイコンをダブルクリックして切り替え
- 任意の場所をトリプルクリックして切り替え
- 任意のホットキー(ショートカットキー)を設定して切り替え
プレゼン時に切り替えやすいのは「任意の場所をトリプルクリック」の設定かもしれません。マウス操作だけでできるのが便利です。
私はホットキーとして「矢印(Arrow)」の頭文字を使うと覚えやすいと考えて 「Ctrl + Alt + A」 で設定しています。
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プレゼントとは別に、マルチディスプレイ環境ではパソコンを起動した直後にマウスカーソルがどこにあるのかすぐに分からないときがあり、そんなときも「マウスカーソル」で以下の設定が有効です。
- Windows 起動時にプレゼンマウスを実行する
- 実行時すぐにマウスカーソルを変更する
この2つにチェックをいれるとパソコンの起動直後に赤くて大きいマウスカーソルが表示され、すぐに見つかるので作業が始めやすくなるので助かっています。
マウスカーソルの形状、サイズは数種類のかなから選択できます。
公式ページにはその他のカーソルもダウンロードできます。「制限事項」「留意事項」も一緒に読んでおくといいでしょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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