いまだに Windows 10 を最新バージョンに更新できません。
いくつかチェックをして問題があれば修正してみましょう。
2019年8月1日現在、Windows 10 の最新バージョンは「1903」であって、すでに多くのパソコンで「May 2019 Update」が適用されているはずです。
ところがいまだにバージョンが 1809 あるいは 1803 のままであり、Windows 10 の「設定」で「Windows Update」にて「更新プログラムのチェック」を行なっても
「最新の状態です」のままバージョンアップできない場合があります。
そんなとき、最初に確認したいのは起動ディスク(主にローカルディスク「C ドライブ」で Windows 10 をインストールしたハードディスク/SSD)の空き容量です。
大型アップデートは「6~11 GB 以上の空き領域が必要」ですが最新の「May 2019 Update(1903)」は 32GB 以上となっています。
そもそも起動ディスクは最低でも 1割 以上の空き容量は確保したいところです。
空き容量を確認して、少なければ「ディスククリーンアップ」や不要なソフトやファイルを削除することで十分な空き容量を確保します。
そのあとパソコンを再起動して「更新プログラムのチェック」します。これはパソコンの快適な動作のためにも実施して損のない作業です。
その上で、空き容量は十分でも大型アップデートが実施されない場合、以下のページから「Windows Update トラブルシューティング」ツールをダウンロードして実行してみましょう。
実行後に表示される「ウィザード」の手順に従って Windows Update に関する問題を見つけて修正します。
無事に完了したらパソコンを再起動してから「更新プログラムのチェック」を行ないます。
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「Windows Update トラブルシューティング」ツールで何も見つからず、それでも大型アップデートできない場合は、お使いのパソコンに固有の問題かもしれないのでメーカーのサポート情報もチェックしましょう。
- 121ware.com > Windows 10 サポートのご案内
- Windows 10 スタートガイド - FMVサポート : 富士通パソコン
- dynabook.com | Windows 10 May 2019 Update アップデート情報
同じメーカーでも機種によって注意点や対処方法が違う場合もあるので、お使いの機種によるドライバー情報なども確認しておくといいでしょう。
いずれにせよ、大型アップデートを実施する前に限らず、大切なデータは常にバックアップしておくのが鉄則です。備えあれば憂いなしですね。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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