「タイムライン」機能で Chrome の閲覧履歴を記録できますか?
マイクロソフト公式の専用 Chrome 拡張機能が公開されています。
「タイムライン」とは「Windows 10 April 2018 Update」で追加された機能で、Windows 10 パソコンで行った作業(アクティビティ)を最大 30日前まで時系列で一覧表示ができ、検索や再利用もできます。
この「タイムライン」には、過去にブラウザーで開いたウェブページも記録されますが、現在の対応ブラウザーは「Edge」だけで「Google Chrome(Chrome)」や「Internet Explorer」には対応していません。
そのため Chrome のユーザーは「タイムライン」機能を使うメリットが少なかったのですが、マイクロソフトが公式に専用の Chrome 拡張機能「Web Activities」を公開しているので試してみました。
英語版しかありませんが問題なく使えます。「窓の杜」でも紹介されており、編集部にて Windows 10 での動作確認も行われています。
「Chrome に追加」した後、Chromeメニューに現れた「Web Activities」アイコンをクリックして Microsoftアカウントでサインインしました。
すると「サインイン」のあと Chrome で開いたウェブページも「タイムライン」にきちんと記録され、一覧にタイル表示されることが確認できました。
「タイムライン」に表示されたタイルには、ウェブページのタイトルの後ろに「Web Activities」と表記されているので分かります。
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その「Web Activities」となったタイルを選んでクリックすると、そのウェブページが Chrome で開くと期待していたのですが「Edge」で開きます。
せっかく Chrome で開いたウェブページも「タイムライン」で再利用ができるようになったのですが、それを Chrome で開けないのは残念です。
「Web Activities」による履歴を開くブラウザーを変更できる設定でもあればいいのですが、今後の改良に期待しています。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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