「Google 日本語入力」でも文書作成中に今日の日付や現在の時間を入力できますか?
文字変換の候補として表示して、入力することができます。
先週は「Microsoft IME の予測入力」を使って「きょう」や「あす」の日付や「いま」の時刻を表示して入力する方法を紹介しました。
一方、先週の用語解説では「Microsoft IME」とは別の「IME」である「Google 日本語入力」を紹介しました。
この「Google 日本語入力」でも日付や時間の入力は簡単にできます。
たとえば日付で「きょう」と入力した文字変換の候補は以下の通り。
・きょう
・今日
・教
・2018/08/16
・2018-08-16
・2018年8月16日
・平成30年8月16日
・木曜日
この中から好きな形式を選べばいいわけです。過去に変換した結果で順番が変わることもあります。
同様に「あした」「きのう」「あさって」「おととい」なども可能です。
さらに時刻で「いま」と入力すると以下のような候補になります。
・いま
・今
・居間
・14:49
・14時49分
・午後2時49分
「ことし」「きょねん」「らいねん」「おととし」なども使えます。
スクロールしなくても一覧表示されるので「Microsoft IME の予測入力」よりも選択するときは便利です。
◆◇◆
日付や時刻以外にも、こんな使い方があります。
- 数式の計算
数式の最後にイコール「=」を付けて変換すると計算が行われ、計算結果や計算式全体を入力できます。
たとえば「3+5=」と入力して変換すると
・8
・3+5=8
などが候補の中に現れます。
- 郵便番号から住所を入力
7桁の郵便番号をハイフン付きで入力すると、対応する住所が候補に表示されるので郵便番号を知っていれば簡単に入力できます。
たとえば「104-0061」と入力して変換すると、ちゃんと「東京都中央区銀座」が候補に現れます。
- カタカナから英語を入力
たとえば「こーひー」と入力すると「coffee」「COFFEE」などが候補に表示されます。
ちなみに「2」や「3」は「Microsoft IME」でも可能です。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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