文書作成中に今日の日付や現在の時間を入力できますか?
「Microsoft IME の予測入力」で「きょう」の日付や「いま」の時刻を簡単に入力できます。
「Microsoft IME の予測入力」については先週、解説しました。
便利に感じるか、余計な機能に感じるかは利用者次第ですが、当日の日付や時刻を入力する機会がある方は知っていると便利です。
もちろん「Microsoft IME の予測入力」が使うのが前提なので非表示にしている人は先週の記事も参考に使える設定にしてください。
使える状態であれば、日付や時間の入力方法は簡単です。
たとえば「日付」は「きょう」と入力すると候補にその日の日付が見つかります。
スクロールすると、さらに以下の書式で候補が表示されます。
・2018年8月8日 ・平成30年8月8日 ・8月8日(水)
2018/8/8 といった候補はないように思えますが、かなり下までスクロールすると
・2018/08/08 ・平成30年8月8日(木) ・8月8日 ・水曜日
などが見つかります。
「きょう」以外にも「きのう」「あした」「あさって」「おととい」も同様の書式で該当する「日付」が候補の中に現れます。
一方で「時間」は「いま」と入力します。すると、やはり上から 5~7 番目に以下の候補が並んで表示されます。
・15時00分 ・午後3時00分 ・23:00
数分後に「いま」と入力すると、ちゃんとその時間が表示されます。
さらに「ことし」「きょねん」「らいねん」「おととし」なども可能です。
「平成30年」「2018年」はもちろん干支の「戌年」なども入力できます。
◆◇◆
ひとつのコツですが予測候補が表示さされたら『最初に 1回、上向きの矢印キーを押す』という方法があります。実際にやってみると分かります。
たとえば「いま」と入力して「15:07」の形式を使いたいときは、通常、7回も「Tab」キーや下矢印キー「↓」をたたく必要がありますが、実は矢印キーを「↑」「↓」と 2回押すだけで選択できます。
これは「ことし」などでも使えるので、いろいろ試してみてください。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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