「Windows 10 April 2018 Update」を適用後、PC の電源ボタンを1回押しても起動せず、2回押さないといけなくなりました。
「高速スタートアップ」を無効にして解決する場合があるようです。
以前、「高速スタートアップ」機能が有効になっていると、パソコンの起動時にトラブルが起きる場合があり、その機能を無効に設定する手順および一時的に無効にする方法を紹介しました。
- パソコン起動時の「高速スタートアップ」を無効にする - パソコントラブルQ&A(2017年12月07日)
いまも設定手順は変わらないので、必要な方は参考にしてください。
一度、無効にしてしまえば問題はないと考えていたのですが、どうやら「Windows 10 April 2018 Update」を適用すると、無効に設定していた「高速スタートアップ」機能が自動的に有効に戻るようです。
そのため「PC の電源ボタンを1回押しても起動せず、2回押さないと起動しなくなる」といった不具合も報告されており、そのときに「高速スタートアップ」を再度、無効にして解決したケースを教えていただきました。
念のため私のパソコンでも「Windows 10 April 2018 Update」適用後、確認したところ、無効に設定していたはずの「高速スタートアップ」の設定が有効になっていました。
驚きましたが、すぐに無効に戻しました。
この現象は「Windows 10 April 2018 Update」の適用だけでなく、あの Windows 10 への無償アップグレードなど、過去の大型アップデートのときにも「高速スタートアップ」が有効に戻ったという報告があります。
つまり今回の「Windows 10 April 2018 Update」に限らず、これからも定期的に提供されるであろう大型アップデートの適用時に
無効にしていた「高速スタートアップ」が有効に戻る可能性がある
ことは覚えておくといいでしょう。
これは「高速スタートアップ」の設定だけでなく、その他の「設定」も大型アップグレードのあと初期設定に自動で戻っているかもしれません。
『すでに設定済み』と思い込まないほうがいいでしょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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