Microsoft Edge でパソコン内に保存している PDFファイルを表示させるためにドラッグ&ドロップしてもうまく開きません。
ファイルを右クリックして「プログラムから開く」を使います。
Windows 10 では 2017年10月に提供された更新プログラム「Fall Creators Update」の適用で Webブラウザー「Microsoft Edge」に PDFファイルを編集できる機能が追加されました。
ただし、サイト上の PDFファイルはリンクをクリックすると開きますが、パソコン内部に保存している PDFファイルは「Edge」のウインドウ画面上にドラッグ&ドロップしても開くことはできません。
その場合、開きたい PDFファイルを右クリックして、表示メニューから「プログラムから開く」をたどり「Microsoft Edge」を選択します。
これで希望の PDFファイルを「Edge」で開くことができます。
開いた PDFファイルで、たとえば単語や文章に色を付けて強調表示したいときは希望の単語や文章上をドラッグして選択すると、その下にメニューが自動表示されます。
そのメニューから「ハイライト」アイコンをクリックして色を選びます。
これで選択した文字が黄色く強調(ハイライト)されました。
「ハイライト」を消すには、色の付いた場所をクリックして表示されるメニューから再度「ハイライト」をクリックして「なし」を選びます。
さらに「Edge」のアドレスバー右のアイコンから「ノートの追加(曲線を描くペンの絵柄)」をクリックすると編集メニューが表示されます。
左から「ボールペン」「ハイライト」「消しゴム」「手書き」アイコンです。
「手書き」アイコンの下に白い線が表示されていれば、ペンや指、マウスなどで文字やラインを書き込んだり消したりできます。
「ボールペン」アイコンを選択すると、文字や線をいろんな色や太さで書き込む設定ができます。
書き込んだ後で「消しゴム」アイコンを選択すると書き込んだ文字や線、ハイライトを消すことができます。
書き込んだ文字や線、ハイライトを保存するには PDFファイルの画面をクリックすることで表示される「ツールバー」の右に並ぶ「上書き保存」や「名前を付けて保存」を選択します。
「ツールバー」には「画面に合わせる/ページに合わせる」や「拡大」「縮小」「右へ回転」「印刷」といった操作アイコンがあります。
必要に応じて利用するといいでしょう。
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編集後に保存した PDFファイルは「Edge」でなくても「Acrobat Reader DC」など各種 PDFビューワーで開いても、書き込んだ文字や線、ハイライトはちゃんと表示されます。
しかし、なぜ PDFファイルを「Edge」のウインドウ画面上にドラッグ&ドロップするだけで開けるようにしないのか分かりません。
もしかするとセキュリティを考えてドラッグ&ドロップのような簡単な操作ではファイルを開けないように制限しているのかもしれませんが、せっかく追加した編集機能なので活用しやすくして欲しいところです。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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