Windows 10 の「スタート」メニューで「すべてのアプリ」の後半にあるアプリまでスクロール移動するのが面倒です。
頭文字の表示部分をクリックすると「頭文字一覧」が表示されます。
Windows 10 で「スタート」メニューに「すべてのアプリ」一覧が表示されるようになり、インストールされているアプリを探しやすくなりました。
しかし一方で、アプリの数が多いと後半を表示するには何度もスクロールが必要です。
たとえば「Windows システムツール」を使いたいときは、頭文字「W」のグループまでスクロールをするのは手間です。
そんなときは「すべてのアプリ」一覧で頭文字の表示部分をクリックします。「スタート」メニュー表示直後なら「A」がクリックしやすいでしょう。
「よく使うアプリ」「B」などをクリックしても同じです。
これで「頭文字一覧」が表示されます。
表示された「頭文字一覧」から、探しているアプリの頭文字をクリックすると、その頭文字のグループが上までスクロールされて表示されます。
スクロールのあとで再度、別のアプリを探したいときはその時点で表示されている頭文字をクリックすれば「頭文字一覧」が再表示されます。
これだけの機能ですが、知らなければ頭文字の表示部分をクリックするという操作に気が付かない可能性も高いので紹介しました。
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ちなみに「頭文字一覧」の一番上左端の「時計」アイコンは「よく使うアプリ」を意味しています。
クリックすると「スタート」メニューの先頭までスクロールして戻ることになります。
その「時計」アイコン右の「&」アイコンは「@」やカッコ(「)などの記号が付き、さらに隣の「#」アイコンは名前の先頭に数字(0から9)が付くアプリを意味しています。
なお「頭文字一覧」で並んでいる頭文字を持つアプリがなければ、その頭文字は「薄いグレー」表示となって選択できなくなっています。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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