「仮想デスクトップ」を切り替えても、特定のウインドウを設定ですべてのデスクトップに表示させることはできますか?
「このウインドウをすべてのデスクトップに表示」設定があります。
Windows 10 から登場した「仮想デスクトップ」ですが、便利な利用法が見つけにくいこともあって、あまり普及していないかもしれません。
実は私も最近まで使っていなかったのですが、いつの間にか追加された機能を知って、これは使えるかもと試行錯誤しています。
その追加された機能が
「このウインドウをすべてのデスクトップに表示する」
という設定です。手順は簡単。
- 「スタート」ボタンの右にある「タスクビュー」ボタンをクリック。あるいはキー操作 Windows + Tab を実行。
- 開いた「タスクビュー」画面で設定するウインドウのあるデスクトップに切り替え、そのウインドウを右クリック。
- メニューから「このウインドウをすべてのデスクトップに表示する」を選択。
これで設定されたウインドウは、いずれのデスクトップでも表示されるようになります。設定の解除も同じ手順でできます。
私の場合、頻繁に確認したいウェブサイトがあって、仮想デスクトップを追加して、そのウェブサイトだけブラウザーで開き、そのウインドウを「すべてのデスクトップに表示」する設定にしています。
こうすれば通常のデスクトップで、いつものようにウェブサイトを閲覧できるし、ショートカットキー
Windows + Ctrl + →
を使ってそのウェブサイトだけを一発表示することができます。
◆◇◆
私のように多くのウインドウを開く人は、頻繁に使用しているアプリやサイトをショートカットキーで一発表示できればかなり便利なはずです。
だからといって、そのアプリやサイトを使うときは必ずデスクトップを切り替えなければいけないというのは逆に不便に感じるので、そんなときに「すべてのデスクトップで表示」は使えそうです。
私もまだ「仮想デスクトップ」をうまく活用するには至っていませんが、どんな場合に便利になるか考えてみるのも一興です。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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