Windows 10 の「付箋」を簡単に起動させる方法はありますか?
ショートカットキーもあるので覚えておくと便利です。
Windows 10 の大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」の提供が 2016年8月2日から開始されたことは紹介しました。
この「Windows 10 Anniversary Update」で追加された「Windows Ink」というペン&手書き入力機能を活かすアプリが「付箋(Sticky Notes)」です。
そして、この「付箋」など関連アプリを起動するために用意された操作画面が「Windows Ink ワークスペース」となります。
「Windows Ink ワークスペース」の表示は「通知領域」で専用ボタンをクリックやタップすることでできます。
ボタンが非表示のときはタスクバーを右クリックして、現れたメニューから
「Windows Ink ワークスペース ボタンを表示」
を選択することでボタンが「通知領域」に追加されます。
これで「付箋」は「Windows Ink ワークスペース ボタン」を選択して、さらに「付箋」タイルを選択する2ステップで起動できます。
この「Windows Ink ワークスペース」を表示するショートカットキーとして新たに
「Windows キー」+「W」
が用意されました。「W」は 「ワークスペース(Workspace)」の頭文字で覚えます。
そして「Windows Ink ワークスペース」が表示された直後に「Enter」キーを押すと最上部のタイル「付箋」が選択され、起動するので、
「Windows キー」+「W」を押し、続けて「Enter」キーを押す
という連続キー操作で簡単に「付箋」アプリを起動できます。
◆◇◆
起動した「付箋」は、なぜか「Sticky Notes」と英語名になっています(今後、統一されるとは思います)。
「付箋」をすばやく起動するには、タスクバー上の「Sticky Notes」を右クリックして「タスクバーにピン留め」してもいいでしょう。
ちなみに「スタートメニュー」を開いて表示された「すべてのアプリ」から探す場合も「付箋」ではなく英語名の「Sticky Notes」を探します。
Windows 内検索なら「st」まで入力すれば候補トップに表示されます。
つまり「Windows キー」→「st」→「enter」でも起動できるわけです。
あとは自分が最も使いやすい(覚えやすい)方法を選べばいいのですが、「Windows Ink ワークスペース」の表示に 「Windows キー」+「W」 というショートカットキーが追加されたのは知っておいて損はないです。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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