Windows 10 がロック画面の状態で「Cortana」は使えますか?
「Windows 10 Anniversary Update」を適用後、利用可能になります。
パーソナルアシスタント「Cortana(コルタナ)」についてはすでに解説しているので参考にしてみてください。
マイク機能のある Windows 10 搭載パソコンであれば設定をすることで「コルタナさん」と呼びかけることで「Cortana」機能を開始できます。
ただし「ロック画面」の状態では呼びかけても起動しなかったのですが、2016年8月2日から配信が始まった大型の更新プログラム「Windows 10 Anniversary Update」を適用すると利用可能になりました。
このアップデートを適用後、スタートボタン右の丸い「Cortanaアイコン」をクリックして、
表示されるメニューの左側にある「設定(ギアの形)」アイコンをクリックすると設定できます。
切り替わった「設定」画面の「ロック画面」項目が「オン」になっていれば、「ロック画面」状態でも「コルタナさん」と呼びかけると「Cortana」機能を利用できます。
つまり、いちいちロックを解除しなくても、たとえば
「コルタナさん、今日の天気は?」
とマイクに向かって呼びかけるだけで起動して
設定地域の予報表示と共に音声で知らせてくれます。
ほかにも何ができるかは「設定」画面の「ホーム」で下にスクロールすると表示される「ヒントとヘルプ」も参考になります。
いろいろ呼びかけて、手を触れずにどんな操作ができるか知っておくと便利です。
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さらに「Cortana」メニューの「設定」画面で
デバイスがロックされているときにカレンダー、メール、メッセージ、Power BI データに Cortana がアクセスするのを許可する
という項目があります。
ここにチェックを入れると「ロック画面」状態でもカレンダーやメールなどの情報も音声で確認や操作できるようになります。
ほかの人に利用されるのが不安であれば「コルタナさん」項目で
「コルタナさん」の発音を覚えさせる
をクリックして、いくつかの文章を読んで覚えさせたあとで
自分だけに応答する
にチェックを入れると、自分だけのコルタナさんになります。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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