エクセルで矢印キーを押しても隣のセルに選択を移動できません。
「Scroll Lock」がオンになっていないか確認しましょう。
エクセルを使用中に「矢印キー」を押しても、現在、選択されているセルから矢印方向のセルに選択を移動できず、代わりに表示中のシート全体がスクロールされる場合があります。
そんなときは「Scroll Lock」がオンになっている可能性があります。
まずはキーボード上に「Scroll Lock」の状態を示すランプがあるか確認して、点灯していれば「Scroll Lock」がオンの状態です。
上下矢印でデザインされたアイコンの場合もあります。
「Scroll Lock」のオンオフは「Scroll Lock」キーを押すと切り替わるので「Scroll Lock」キーを押せば設定を解除(オフに)できます。
「Scroll Lock」キーがあるキーボードではファンクションキーが並ぶ列の右側にあることが多いのですが、メーカーや製品によって違います。
キーボードのサイズが小さいノートパソコンでは「Scroll Lock」キーがなかったり、「Scr Lc」と表記されていたり、他のキーと一緒になっていて「Fn」キーを同時に押すことで使える機種もあります。
そのため、何かのはずみで「Scroll Lock」をオンにすることはあまり多くないはずですが、だからこそオンになったときは通常と違うエクセルの動作に戸惑うことがあるので紹介しました。
◆◇◆
エクセルの画面下にある「ステータスバー」の設定で「ScrollLock」表示がオンなら、「Scroll Lock」が有効のとき「ステータスバー」に「ScrollLock」と表示されます。
ただし、この部分をクリックしてもオフにはなりません。
「ScrollLock」表示は「ステータスバー」を右クリックすると現れる「ステータスバーのユーザー設定」メニューで
「ScrollLock」を選択すれば表示のオン/オフを切り替えられます。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。