Excel 2016 で新規作成したブックのフォントが違うようですが?
Excel 2016 から「既定フォント」が「游ゴシック」に変更されていますが「既定フォント」を戻す手順は Word 2016 と違います。
先週は Word 2016 の既定フォントを以前の「MSフォント」に戻す方法を紹介しましたが、結構、面倒な手順で説明に苦労しました。
実は Excel 2016 もセルへ文字入力すると適用される「既定フォント」を「MS Pゴシック」から「游ゴシック」に変更しているのですが、戻す手順は Word 2016 とは違うので紹介しておきます。
- Excel 2016 の「空白のブック」を開き「ファイル」タブを選択
- 左のメニューから「オプション」を選択
- 「Excel のオプション」の「基本設定」画面が開きます。
- 「新しいブックの作成時」項目で『次を既定フォントとして使用』のプルダウンメニューから「MS Pゴシック」を選択
- 「OK」ボタンをクリック。
- フォント変更の確認メッセージにも「OK」
- Excel 2016 を閉じて再起動
この状態で「空白のブック」を開き、セルへ文字入力すると適用される「既定フォント」は「MS Pゴシック」になっているはずです。
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しかし、これだけではセルへの文字入力で適用される「既定フォント」を変更できても、挿入した図や表のフォントは「游ゴシック」のままというチグハグな設定になっています。
そんなときはリボンの「ページレイアウト」タブで「テーマ」グループの「フォント」をクリック、
メニューから「Office 2007-2010」を選択することで図や表にも「MS Pゴシック」が適用されます。
実際は、ここまで気にする人は少ないと思いますが、Word 2016 の場合を紹介したので、手順の違う Excel 2016 についても取り上げました。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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