「スナップ」機能で左右に並べたウインドウの幅を調整できますか?
Windows 10 の「メジャーアップデート(バージョン1511)」から左右ウインドウの中央境界線をドラッグすれば調整できます。
Windows 10 で「スナップ」機能が強化され、左右に並べやすくなったことを紹介しました。
たとえばウインドウAを画面左端でスナップして左半分のサイズにして、
Aの右辺をドラッグして幅を変え、
別のウインドウBを画面右端でスナップすればAの右辺にBの左辺が接した状態で左右に並びます。
この追加機能を「スナップ フィル」といいます。
これはこれで便利ですが、すでに2つのウインドウが左右に並んでいるときに、あとから左右の幅の割合を変えたくなることがあります。
それが Windows 10 の「メジャーアップデート(バージョン1511)」で追加された機能により可能になりました。
具体的にはスナップで左右にピッタリ並んだウインドウの中央境界線にカーソルを合わせると境界線上にグレーの帯が現れます。
この帯を左右にドラッグして境界線の位置を変更すると二つ同時に幅を調整できます。
たとえば境界線を左ボタンでホールドして
右に希望の位置までドラッグして
左ボタンを離すと完了。
この変更は何度でもできるので、最初に変更した左右のウインドウの幅が気に入らなければ調整しなおせます。
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今回追加された機能を「オフ」にすることもできます。
- スタートメニューで「設定」を選択します。
- 「設定」の「システム」で「マルチタスク」を選びます。
- 右側の「スナップ」に以下の項目が追加されています。
『スナップされたウインドウのサイズを変更するときに、隣接するスナップウインドウのサイズも同時に変更する』
この初期設定が「オン」なので不要なら「オフ」にします。基本的には「オン」でいいでしょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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