Windows 10 で日本語でも「Cortana(コルタナ)」が使えるようになったと聞きましたが、具体的にはどう使えばいいでしょう?
「メジャーアップデート(バージョン1511)」をインストール後、タスクバーに「Cortanaアイコン」を追加表示できます。
「Cortana(コルタナ)」とは、マイクロソフト社が開発中の音声認識と応答技術による「パーソナルアシスタント」機能の名前で、マイクから話しかけると内容に応じた音声回答やパソコン操作が可能となります。
Windows 10 のリリース時点(2015年9月27日)では、日本語での利用はできませんでしたが、11月12日に公開された「メジャーアップデート」によって、やっと日本語でも使えるようになりました。
まだできることは限られていますが、基本的な使い方を紹介しましょう。
まずは「メジャーアップデート」後に、タスクバーを右クリックするとメニューに「Cortana」の項目が追加されています。
「Cortanaアイコンを表示」を選択すると、タスクバーに丸い「Cortanaアイコン」が追加されます。
この「Cortanaアイコン」をクリックすると『何かお手伝いできることはありますか?』といったいくつか用意された問いかけが表示されます。
しばらく何もしないと「今日の予定はこちらです」「ニュース速報はこちらです」といった表示に切り替わります。
「Cortanaアイコン」をクリックして表示されるメニューの一番下に『何でも聞いてください』と入力ボックスがあるので、そこに文字で入力することもできます。
一方、ボックスの右端に「マイク」のアイコンがあるので、それをクリックすれば、パソコンにマイクがつながっていれば音声で入力できます。
たとえば「明日の天気」と話しかけると、画面表示と同時に合成音声で「天気予報」の情報を読み上げてくれます。
「Cortanaメニュー」左の「?」アイコンをクリックすると、ほかにも「Cortana」でどんなことができるのか、聞けるのかが分かります。
各項目「カレンダー」「リマインダー」「アラーム」「ミュージック」「追跡」「ファイナンス」「数字」「天気」をクリックすると『次のような指示を試してみてください』と具体的な文例を紹介してくれます。
面白そうなものがあれば音声で指示して「Cortana」の実力を確かめてみるのも一興です。
◆◇◆
毎回、「Cortanaメニュー」を表示して「マイク」アイコンをクリックするのが面倒なときは、以下のショートカットキーを使います。
[Windows] +「C」
「C」は「Cortana」の頭文字なので忘れないでしょう。
キー入力直後に『聞き取り中』と表示されるので、先ほどの「指示」をマイクに話してもいいですし、調べたい検索キーワードがあれば音声で入力するだけで「ウェブ検索」を「Bing」を使って実行してくれます。
また「Cortanaメニュー」左の「ホーム」アイコン下の「ノートブック」アイコンをクリックして、さらに「設定」を選択すると「Cortana」の細かい設定ができます。
その中の「コルタナさん」という項目を「オン」にして調整すると
マイクに「コルタナさん」と呼びかけて「Cortana」を開始できます。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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