「Suica」や「nanaco」といった電子マネーの「ICカード」は便利ですが、残高や利用履歴をパソコンで確認できますか?
「NFC」搭載のパソコン、あるいは「PaSoRi」など読み取りできる装置を用意すればパソコンで残高や利用履歴の確認、チャージなどが可能です。
「NFC」とは「近距離無線通信技術」という通信仕様のことで、徐々にスマートフォンやパソコンでも使えるようになってきました。
パソコンに「NFC」リーダーが搭載されていれば「FeliCa」技術を使った電子マネーをかざせば、残高や利用履歴を確認することができます。
◆ 「電子マネービューワー」ウィジェット | FLO:Q (フローク)
お持ちのパソコンが「FeliCa」に対応していない場合でも、読み取り装置としてソニーの「PaSoRi(パソリ)」を用意すれば利用できます。
◆ USB対応 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi(パソリ)
RC-S380 | FeliCa | Sony Japan
パソコンが「NFC」に対応していても「Felica」に対応していない場合もあるようなので、そのときには「PaSoRi」が必要になります。
使える電子マネーとしては「Suica」など交通系ICカードや「楽天Edy」「nanaco」「WAON」などがあります。
さらに「SFCard Viewer 2」というソフトをインストールすれば交通系のICカードの残高、利用履歴を最大20件まで一覧表示できます。
◆ SFCard Viewer 2 | FeliCa | Sony Japan
交通系の「Kitaca」「Suica」「TOICA」「ICOCA」「SUGOCA」「SAPICA」「PASMO」「manaca」「PiTaPa」「PASPY」「nimoca」「はやかけん」に対応しており、CSVファイルやテキストファイルでの保存もできます。
1日に何度も乗り換えた交通費を清算するときなど、とても役立ちます。
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また、NFCリーダー(FeliCaポート)があれば電子マネーごとに手続きは違いますが、クレジットカードを使ってチャージ(入金)ができます。
特に「Suica」などの交通系カードはオートチャージにしていても、駅の改札を通らないと実行されないので残金ゼロとなってしまうことがあります。
そんなとき自宅でパソコンからチャージできるのは助かります。
同様に「楽天Edy」も自宅でチャージできるので便利です。
◆ 電子マネー「楽天Edy(ラクテンエディ)」 | Edy Viewer
もちろん、使い過ぎには注意しましょう。
ほかにも「FeliCaポート/PaSoRi」は電子申告(e-Tax)にも使えます。
◆ 【e‐Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
電子申告の導入を検討している人はフルに活用したいところです。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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