パソコンの中に保存したファイルの「場所」をテキスト形式で簡単に記録する方法はありますか?
ファイルやフォルダーを選択して「パスのコピー」をする方法を紹介します。
「ファイルのパス」とは、保存した「ファイル」に辿り着くまでに経由するフォルダーの階層も分かる「保存場所の住所」のようなものです。
この「ファイルのパス」ですが、Windows 7 以降では以下の方法で簡単にコピーできます。
- パスを記録したいファイルを [Shift]キーを押しながら右クリック
- 現れたメニューから「パスのコピー」を選択
これでクリップボードにパスがコピーされるので、パスを貼り付けたい場所に「貼り付け」すればテキスト形式で記録することができます。
たとえば私の Windows 8.1 のパソコンで「ドキュメント」フォルダーの中に保存した「用語解説.xlsx」というファイルで「パスのコピー」を試したところ、以下のような「パス」がコピーできました。
※ もちろん「hayashi」の部分はパソコン、利用者によって違います。
フォルダーの場合でも同様で、フォルダーを [Shift]キーを押しながら右クリック、メニューから「パスのコピー」を選択すれば取得できます。
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Windows 8 からはフォルダーを開いたウインドウにリボンが表示されるようになり、そのリボンの「ホーム」タブの「クリップボード」グループ」の中に「パスのコピー」という名前のボタンがあります。
パスをコピーしたいファイルやフォルダーをクリックして選択した後、「パスのコピー」ボタンをクリックするとパスが一発でクリップボードにコピーできます。
あとは好きな場所に「貼り付け」することで記録できます。
この記録した「ファイルのパス」から該当ファイルを開きたいときは、まずは両端の「"」を除いた部分をコピーします。
次にフォルダーを開いたウインドウのアドレス入力ボックスに「貼り付け」ます。
最後に「移動」ボタンを押せば、該当ファイルを開くことができます。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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