IE でクリックすると、新しいタブの画面を開いて表示して欲しいのに、新しいウインドウで開いてしまいます。何か設定がありますか?
「インターネット オプション」の中で「タブ」を設定する画面があるので「ポップアップの発生時」という項目を設定します。
先週、ホームページのアドレスを大きな文字で、マウスでも簡単に入力できるツール「らくらくアドレス入力」の追加機能を紹介しました。
◆ 「アドレス(URL)らくらく入力」が https 入力に対応
通常、アドレスを入力後、「移動」ボタンを押すと、現在、開いているタブの画面がアドレス先のページに切り替わり、「移動(別タブで)」ボタンを押すと、新しいタブでページを開くことになります。
ところが Internet Explore 9 で「移動(別タブで)」ボタンを押すと、新しいタブではなく、新しいウインドウでアドレス先のページが開いてしまって不便です、というお問い合わせをいただきました。
その場合、以下の設定を確認いただけますでしょうか?
- IE の「ツール」から「インターネットオプション」を選択
- 「全般」タブ画面の「タブ」項目で「設定」ボタンをクリック
- 「タブ ブラウズの設定」画面の「ポップアップの発生時」が「常に新しいウインドウでポップアップを開く」になっている
このとき「ポップアップの発生時」の設定を「ポップアップを開く方法を Internet Explorer で自動的に判定する」に切り替えれば、新しいタブでページを開くことができるはずです。
IE の設定は「ポップアップを開く方法を Internet Explorer で自動的に判定する」が「既定値(初期の設定)」になっているので、特に何も変更していなければ「アドレスらくらく入力」で「移動(別タブで)」すれば新しいタブで開くはずです。違う場合は設定をご確認ください。
◆◇◆
逆に、どんなページにしろ、新しいウインドウで「ポップアップ」表示されるのは避けたいという場合には「ポップアップの発生時」の設定を「常に新しいタブでポップアップを開く」の設定にすれば可能です。
ただし、その場合は「なにしろ電卓」のような必要最小限の面積で表示したほうが便利なツールも、新しいウインドウではなく、新しいタブで開いてしまいます。
◆ 電卓の使い方 - なにしろ電卓(計算履歴保存の無料Webアプリ)
やはり「ポップアップの発生時」の設定は「ポップアップを開く方法を Internet Explorer で自動的に判定する」にしておくのが自然です。
とにかく、新しいウインドウやタブが自分の意に沿わない開き方をする ようであれば「ポップアップの発生時」の設定をチェックしましょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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