PowerPoint 2013 でアウトライン表示による編集をしたいのに「アウトライン」に切り替えるタブがありません。
「表示」リボンの「アウトライン表示」で切り替えできますが「クイック アクセス ツールバー」を使うと便利です。
プレゼン資料を「アウトライン」表示で作るとき、PowerPoint 2010 までは「スライド」「アウトライン」の切り替えタブがありました。
ところが PowerPoint 2013 では切り替えタブがなくなって、不便を感じています。
調べてみると「表示」リボンに「アウトライン表示」ボタンが追加され、このボタンをクリックすることで「アウトライン表示」となり、「標準」ボタンをクリックすることで「標準表示」に戻るようです。
「アウトライン表示」を利用しない方には、気にならない変更点ですが、結構、利用する人にとってリボンの切り替えは不便です。
そんなときは「表示」リボンの「標準」「アウトライン表示」ボタンを「クイック アクセス ツールバー」に設定すると便利です。
「表示」リボンの「標準」「アウトライン表示」ボタン上で、それぞれ右クリックして「クイック アクセス ツールバーに追加」を選択します。
これで「標準」「アウトライン表示」ボタンが常に表示されることになります。
ボタンのアイコンが小さくて「標準」と「アウトライン表示」の違いが分かりませんが、現在、選択されているボタンに色が付いているので、色の付いていないボタンをクリックすれば切り替えることができます。
※もちろん、ボタンにカーソルを合わせても確認できます。
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実は PowerPoint 2013 の画面下にある「ステータスバー」上に「標準」と「アウトライン表示」を切り替えることができるボタンがあります。
このボタン(表示選択ショートカット)のほうが便利だと感じたら、こちらでもいいと思います。
ただし、見やすくて、直感的にも切り替え操作しやすいのは「クイック アクセス ツールバー」への追加設定でしょう。
◆ コマンドを即実行する「クイック アクセス ツールバー」とは
PowerPoint に限らず、「クイック アクセス ツールバー」への登録で操作が効率よくできないかを考えることが Office 上達につながります。
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