Windows 7 で Internet Explorer 10 に自動アップグレードされたようですが、どこが変わったのでしょう?
IE8 から IE9 で大きく変わったのに比べると、IE9 から IE10 は見た目やインターフェースはほとんど変わっていません。
IE8 から IE9 では大きく変わったので、おさらいをしておきましょう。
◆ Internet Explorer 9 (IE9) で工夫(改良)された点
これに比べると、IE9 から IE10 は見た目、インターフェース部分ではパッと見で分かる大きな変更はありません。
IE10 の紹介ページでも強調されているのは
- 起動や表示速度を高速化、スムーズに閲覧できる
- グラフィックス、ビデオなどを鮮明、滑らかに
- Do Not Track などプライバシー保護機能を実装
Internet Explorer - Microsoft Windows
といったところでしょう。
ちなみに「Do Not Track」は「どのサイトを辿ってきたか調べないで!」 と要求する機能です。この設定は以下の手順で設定できます。
- 「インターネットオプション」を開く
- 「詳細設定」タブで「セキュリティ」項目を探す
- 「常に Do Not Track ヘッダーを送信する」の設定を確認
最初の状態では「常に Do Not Track ヘッダーを送信する」にチェックが入っており、これで自分のアクセスした情報を使わないようにというリクエストができます。
もちろん、自分のアクセス情報を反映した広告が表示されたほうが便利と感じるなら、チェックを外しておいてもいいでしょう。
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あと「入力ボックス」に以下の機能が追加されました。
- 文字入力ボックスで、文字を入力すると、右端に「x」アイコンが表示され、クリックすると入力がクリアされます。
- パスワード入力ボックスで、パスワードを入力すると、盗み見防止で「●●●●」という伏せ文字になりますが、右端に「目と眉毛」のようなアイコンが表示され、マウスでプレスしている間、伏せ文字のパスワードが入力どおりに表示されます。
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パスワードの入力ミスが多かったり、正しく入力できたか不安に感じる人には便利な機能かもしれません。
それにしても、自動アップグレードするなら、どこが変わったかを簡単に紹介する機能くらいはあっていいのではないかと思います。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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