ツイッターやフェイスブックのアカウントは、持っておいたほうがいいでしょうか?
使う予定も興味もないのに作る必要はありませんが、匿名でも設定できるツイッターのアカウントは持っていてもいいでしょう。
以前(2012年8月)も「無理に始める必要はない」と紹介しました。
ただし、あれから1年で、ひとつだけ大きく状況が変わったことがあります。2013年4月19日に
インターネットを利用した選挙運動の解禁にかかわる公職選挙法の一部を改正する法律(議員立法)が成立
したのです。
◆ 総務省|選挙についての紹介 : 総務省(なるほど!選挙)
┗◇ 総務省|インターネット選挙運動の解禁に関する情報
これによって有権者、候補者は、ホームページ、ブログ、ツイッター、動画配信などを使った選挙運動ができるようになりました。
中でも注目されているのがツイッターであり、他のサービスと比べると
・ より情報を拡散しやすい
・ 広く有権者の声を集めやすい
仕組みだからです。
もちろん、使い慣れていないことやデメリットもあるので、解禁されたからといって、すぐに上手に活用できるとは思えません。
それでも若手を中心に積極的に選挙運動に利用しようという現職議員や候補者が現われるのは間違いありません。
つまり、今年7月の参院選からネット選挙がスタートとなるわけです。
◆ 朝日新聞デジタル:2013参院選 - ネット選挙がわかった!
結局、使わないかもしれませんが、ツイッターであれば、いつやめても問題ないので、とりあえずアカウントを取得して情報源のひとつとして活用してもいいのではないでしょうか?
もちろん選挙が始まって、必要になってからでも、アカウントはすぐに取れるので、慌てて取る必要はまったくありません。
政治に興味がある方はもちろん、あまり興味のない方でも、
ツイッター程度のツールを使うか使わないかだけで、入手できる情報量に差が出る
ということがあれば、ちょっと面白くないはずです。
◆◇◆
逆にフェイスブックは「ちょっとやってみる」にしては、あまりに多くの個人情報をネット上にアップしてしまうので、やってみたい人以外、アカウントを取得するのは慎重にしたほうがいいでしょう。
一方、ツイッターのアカウントがあれば参加できるテレビやラジオ番組は着実に増えました。
◆ TBS News23
┗◇ 「ツイッター問答」ハッシュタグ #news23
さらにプレゼントなどの応募条件がツイッターでの投稿の場合も多く、ハガキでの応募での手間やコストを考えたら隔世の感があります。
ということで、ツイッターのアカウントはフリーメールのアドレスでも匿名でも作れるので、ひとつ持っておいても損はないでしょう。
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