新しい Office で Word や Excel を起動するとスタート画面が開きます。従来のように新規ファイルを開くようにできませんか?
オプションの設定で起動時の設定を切り替えることができます。
新しい Office が登場しました。Excel や Word も新しくなっています。
◆ 新しい Office ではじまる、自由な毎日。|Microsoft Office
従来の Excel や Word は、起動すると新しいファイル「空白のブック」や「白紙の文書」が開きました。
左:Excel 2010 「空白のブック」、右:Word 2010 「白紙の文書」
ところが Excel 2013、Word 2013 の場合、最初に開く画面は新設された「スタート画面」になりました。
左:Excel 2013 「スタート画面」、右:Word 2013 「スタート画面」
たとえば Excel 2013 のスタート画面には、左のメニューに
・ 「最近使ったファイル」一覧
・ 「他のブックを開く」の操作リンク
メニューの右に
・ 「空白のブック」を開くことができるサムネイル
・ 「オンラインテンプレート」のサムネイル一覧
・ 「オンラインテンプレート」の検索
が表示されています。
以前に作成したファイルを使いたい場合も、新たにブックを開きたいときでも、すぐに対応できるようになっています。
それでもエクセルを起動したら、従来通り「空白のブック」が開くほうが便利と感じる利用者もいると思います。
そこで設定手順を紹介します。
1.Excel 2013 を起動します。
2.「空白のブック」をクリックして開きます。
3.「ファイル」タブを選択して「オプション」をクリック。
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4.「Excelのオプション」画面で「基本設定」-「起動時の設定」で
このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する
のチェックを外し、[OK]ボタンをクリックします。
5.再度、Excel 2013 を起動すると「スタート画面」は
非表示となり、従来通り「空白のブック」が開きます。
Word 2013、Powerpoint 2013 でも同様に、各「オプション」画面から
「このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する」
のチェックを外すことで「スタート画面」を非表示にできます。
◆◇◆
正直、それぞれの「スタート画面」には、「オプション」へのリンクを用意して欲しいです。
たとえば「他のxxを開く」リンクの下に並べるように「アカウント」や「オプション」へのリンクがあれば利用者にはとても便利です。
せっかく「スタート画面」を作ったのなら、何か操作するときは最短のステップで実行できるように設計していただきたいものです。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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