エクセルで新規ブック作成時のシート数を変更できますか?
「オプション」で好きな枚数に設定を変更できます。
新しい Office が登場しました。Excel や Word も新しくなっています。
◆ 新しい Office ではじまる、自由な毎日。|Microsoft Office
そんな Excel 2013 を起動して、最初に気になったのが「空白のブック」を作成したときに生成されるシート数が「1」になっていることでした。
従来のエクセルでは新規ブック作成時のシート数は「3」でした。
そのため設定を「1」にしたいというリクエストが結構あります。
そこで Excel 2010 であれば、以下のような手順になります。
1.Excel 2010 を起動し、「ファイル」タブをクリック、
設定画面で「オプション」をクリックします。
※ Excel 2007 では「Officeボタン」からたどります。
2.「Excel のオプション」画面の「基本設定」で、
「新しいブックの作成時」の「ブックのシート数」
を「1」に変更します(初期設定は「3」です)。
3.「OK」ボタンをクリック、ブックを新規作成して
シート数が「1」になったことを確認します。
新しい Excel 2013 では、初期設定がシート1枚なので、変更する必要はないのですが、逆に3枚にしたい場合(?)は以下の手順になります。
1.Excel 2013 を起動し、「空白のブック」をクリック、
開いたブックで「ファイル」タブをクリックします。
2.左のメニューから「オプション」をクリックします。
3.「Excel のオプション」画面の「基本設定」で
「新しいブックの作成時」で「ブックのシート数」
を「3」に変更します(初期設定は「1」です)。
4.「OK」ボタンをクリック、ブックを新規作成して
シート数が「3」になったことを確認します。
エクセルを使うときはシート1枚だけで使うことも多く、必要であればその都度、必要なだけシートを追加すればいいので、Excel2013 で新規ブック作成時のシート数は「1」のままでいいでしょう。
◆◇◆
ちなみに「ブックのシート数」で設定できる最大数は「255」までです。そんなに使うことは普通はないので、十分な数字です。
一方、実際に追加作成できるシート数は「使用可能メモリに依存」するとなっているので、ほぼ無制限と考えていいでしょう。
シート数が多くなると、横スクロールをしないと全部のシートタブが表示できないことになります。
そうなるよりは、区切りのいいところで別のブックを作成したほうが効率的ですね。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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