「かな入力」と「ローマ字入力」を切り替える３つの方法

「IMEバー」とは、日本語変換をはじめ、文字を入力するときに必要な機能を持ったプログラム「IME（Input Method Editor）」を操作したり、入力設定の状態を表示するためのバーです。

※ パソコン画面の端のほうに「あ」や「A」あるいは「般」などの
　　アイコンで設定の状態を表示している棒状のバーです。

まず第１の方法は、この

「IMEバー」から設定画面を開き、
「かな入力」設定を「ローマ字入力」に切り替える

やり方です。

・ 「IMEバー」の「プロパティ」アイコンをクリックします。

　※ 「プロパティ」アイコンがない場合は「IMEバー」右下の
　　　「▼」をクリック、メニューから「プロパティ」を選択。

・ 「プロパティ」画面の「全般」タブ画面で「入力設定」項目
　から「ローマ字入力/かな入力」のプルダウンメニューを使い、
　「かな入力」を「ローマ字入力」に変更。

　設定画面で「OK」ボタンをクリックすれば切り替わります。

　※ 「プロパティ」画面は [Ctrl］キー＋ 「F10」キー でも開きます。
　　　でも、覚えにくいので「IMEバー」から開くほうが現実的です。

つぎに第２の方法として

「IMEバー」の右に小さく　「CAPS」　「KANA」　と表示されており、
「KANA」　をクリックすると文字が青くなって「かな入力」になる

操作で「ローマ字入力」と「かな入力」を切り替えられます。

「ローマ字入力」設定時

　　　　　　▼　▲

「かな入力」設定時

表示が小さいので、切り替わっていても気付かないことがあります。そして「KANA」部分を気付かぬうちにクリックして「かな入力」に変わって驚く場合があるので要注意です。

◆◇◆

そして第３の方法として、特定のキー操作（ショートカットキー）だけで「かな入力」と「ローマ字入力」の設定を切り替えることができます。

[Alt] キー ＋ 「カタカナ ひらがな｜ローマ字」 キー

※ 「カタカナ ひらがな｜ローマ字」キーは、キーボードの一番下
　　の列で「スペース」キーの右にある「変換」キーの右です。

このショートカットキーを使うと、設定が変更される前に

といった確認のウインドウが表示されます。

IME 2010 には「今後、表示しない」設定があるようです。

どちらにしろ慌てずに対応すれば大丈夫です。