ワードで作成した文章で、指定した文字だけ印刷させない設定はできますか?
「隠し文字」機能で、画面上だけで表示させ、印刷させない設定ができます。
ワードの文章中にコメントを挿入し、そのコメントを印刷では非表示にする方法を紹介しました。
◆ ワード(word)で追加したコメントを印刷で非表示にする
今回はコメントではなく、文章の中にある文字を指定し、指定した文字だけ印刷では非表示にする設定を Word2010 を使って紹介します。
1.ワード文章の印刷で非表示にしたい文字列をドラッグして選択
2.リボンの「ホーム」タブで「フォント」クループの右下にある
ダイアログボックスボタンをクリック
3.「フォント」ダイヤログボックスで「フォント」タブを選択、
「文字飾り」で「隠し文字」項目にチェックを入れる
これで「1」で選択した文字列は非表示になります。
その上で「隠し文字」を常に画面で表示させたい場合、
1.「ファイル」タブ画面で左メニューから「オプション」を選択
※ Word2007 では「Officeボタン」をクリック
2.「Word のオプション」画面の左メニューから「表示」を選択
3.「常に画面い表示する編集記号」から「隠し文字」にチェック
この手順で指定した文字は画面では下線が鎖線で表示され、印刷時には非表示になります。
ちなみに「隠し文字」を画面上で表示、非表示と切り替えたい場合は、先ほどの「常に画面い表示する編集記号」で「隠し文字」のチェックを外し、「ホーム」タブの「段落」グループにある「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックすれば「隠し文字」の表示/非表示が切り替わります。
ショートカットキー 「Ctrl」 + 「 ( 」 も使えます。
◆◇◆
このように表示/非表示が切り替えられるので「隠し文字」が印刷されるかどうかは、印刷する前にプレビュー画面で確認しておきましょう。
また「Word のオプション」画面の左メニューから「表示」を選択して「印刷オプション」で「隠し文字を印刷する」に設定もできます。
この場合も印刷プレビュー画面で「隠し文字」が表示されます。
ただし、隠し文字を画面に表示させ、印刷もできるように設定すると、隠し文字にしている意味がなくなるので、良く考えて設定しましょう。
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