Windows Live メール が起動できません。
いくつか原因が考えられます。起動時にエラーメッセージが表示されませんか?
マイクロソフト社の Windows Live メール を起動できない、といった問い合わせをいただくことがあります。
調べてみると、いくつかの原因があり、それぞれ対応手順が違うので、以下に紹介しておきます。
1.「アプリケーションはメッセージストアを開けませんでした」と
起動時にエラーメッセージが表示される場合
1.スタートメニューから「コンピューター」を選択
2.「コンピューター」より「ローカルディスク(C:)」を開く
3.「ユーザー」フォルダーを開き、お使いのアカウント名の
フォルダーを開く
4.「AppData」-「Local」-「Microsoft」-「Windows Live Mail」
の順でフォルダーを開く
5.「Mail.MSMessageStore」ファイルを右クリック、メニューより
「名前の変更」を選択、オリジナルと分かる名前に変更
※ たとえば名前の先頭に [old_] を追加
6.この状態で Windows Live メールが起動するか確認
2.「カレンダーに破損されているデータが含まれている」と
起動時にエラーメッセージが表示される場合
1.スタートメニューから「コンピューター」を選択
2.「コンピューター」より「ローカルディスク(C:)」を開く
3.「ユーザー」フォルダーを開き、お使いのアカウント名の
フォルダーを開く
4.「AppData」-「Local」-「Microsoft」-「Windows Live Mail」
-「Calendars」の順でフォルダーを開く
5.サインインに使用するアカウントのフォルダーを右クリック、
メニューより「名前の変更」を選択、名前を変更
※ たとえば名前の先頭に [old_] を追加します。
6.Windows Live メールが起動するか確認
3.「問題が発生したため、プログラムが作動しなくなりました」と
起動時にエラーメッセージが表示される場合
Windows Update で導入した修正ファイルが影響しているトラブルがマイクロソフト公式のサポートページで紹介されています。
KB2454826 のインストール後に Windows Live Mail が
応答を停止するか、起動に失敗する(Microsoft サポート)
このページで紹介されている「Fix it で解決する」を実施する価値はあるでしょう。
手動でレジストリーを変更する方法も紹介されていますが、そちらはおすすめできません。
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トラブルの原因がいくつもある場合、手元のパソコンで再現することが難しいため、公式サイトなどに掲載されている方法を紹介しています。
その結果、トラブルが解消されたのかは本人から連絡をいただかないと分かりません。実際、メールでの質問に解決事例を紹介しても、効果があったのか分からないケースが多いのは残念なことです。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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