IE9 にしたら、画面右下にあった「拡大レベルの変更」ができる「拡大鏡」アイコンがなくなってしまい、使いにくくなりました。
「表示」メニューから「ステータスバー」を表示させましょう。
Internet Explorer 7(IE7)から画面下のステータスバーに「拡大鏡」アイコンが追加され、「拡大レベルの変更」ができるようになりました。
◆ IE7 の「その他」の新機能 - パソコントラブルQ&A
最初の状態では、ステータスバーの右端に「拡大鏡アイコン」と並んで「100%」と拡大率が表示されており、クリックすれば順に
100% → 125% → 150% → 100%
と拡大レベルが変わるので便利です。
この機能は IE8 でも継承され、文字が小さくて読みにくいページなら「拡大鏡」アイコンをワンクリックすれば「125%」と、ほどよく拡大でき、拡大率も見えて分かりやすく、愛用者も多いと思います。
ところが IE9 にバージョンアップすると、初期状態でステータスバーが非表示となり、「拡大鏡」アイコンも見えなくなってしまいました。
ステータスバーを表示させるには IE9 を開いた状態で [Alt]キー を押してメニューバーを表示させ、「表示」メニューから「ツールバー」をたどり「ステータスバー」を選択、チェックマークを付けます。
この操作でステータスバーが表示され、その右端に「拡大鏡」アイコンと拡大率も表示され、さらに拡大率の右にある「▼」ボタンをクリックして、表示されたメニューから拡大率を選ぶこともできます。
「拡大レベルの変更」はほかにも
・ [Ctrl]キーを押しながら、マウスのホイールを回転
・ [Ctrl]+「+」 というショートカットキーを使う
など複数の方法がありますが、現在の拡大率が分かりません。
◆◇◆
確かにメニューバーやステータスバーを非表示にすれば、IE9 の縦方向の表示幅(高さ)は広がりますが、それほどの幅でもないので、画面が狭いノートパソコン以外は表示させても大丈夫でしょう。
中でも「拡大レベルの変更」ボタンは、1回のクリックで拡大率を変更でき、拡大率も表示されるから便利なのです。それに比べると、右上の「ツール」ボタンをクリックしてメニューから変更するのは面倒です。
IE7、IE8 で「拡大レベルの変更」ボタンを愛用していた場合、IE9 になってもステータスバーを表示させておけばいいでしょう。
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