入力フォームに各項目を入力するとき、マウスだと面倒です。
「Tab」キーで次の項目にジャンプさせると楽です。
パソコンやブラウザの操作で何か申し込んだり、設定するときには必ず入力フォームを使った各項目への入力、チェック、選択などが必要です。
入力項目が多いと、どうしてもキーボード入力とマウスやタッチパッドによる操作を交互に行なう必要があり、操作が面倒です。
そんなとき「Tab」キーが便利な場合があります。
入力フォームで、ある項目に入力を済ませたあと「Tab」キーを押せば、ほとんどの場合、次の項目にジャンプしてくれます。
「Tab」キーを押すと、入力ボックスや選択ボタンなどに色が付いたり、影が付くなど「いま、この項目が選択されています!」と分かるように表示されるので、ひとつずつ移動することを確認しましょう。
ここで大きなポイントは、ひとつ前の項目に戻りたいときは
「Shift」キーを押しながら「Tab」キーを押す
という操作が使えることです。
▼ 「Tab」 ▲ 「Shift」+「Tab」
ひとつ前の項目を変更したくなることは良くあることですし、連続して「Tab」キーを押しすぎて、目的の項目を過ぎてしまい、ひとつふたつ前に戻したくなることも少なくありません。
そんなときに 「Shift」+「Tab」 でひとつ前の項目に戻せると知っていると便利ですし「Tab」キーの使い方も大胆にできます。
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各アプリケーションによっても「Tab」キーの役割は変わってきますが、多くの場合、「Shift」+「Tab」は逆方向の操作方法として有効です。
たとえばエクセルの表でセルが選択された状態で「Tab」キーを押すと、ひとつ右へセルの選択が移動します。そして「Shift」キーを押しながら「Tab」キーを押すと、逆にひとつ左にセルの選択が移動します。
ワードやパワーポイントでは、複数の図形やクリップアートを挿入して、どれかを選択している場合、「Tab」キーで次々と順番に選択が移ります。「Shift」キーを押しながら「Tab」キーを押せば順番が逆になります。
ということで「Tab」キーを使うときは「Shift」キーも活用しましょう。
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