エクセルで作業中にリボンがスペースを取るので邪魔です。
使っていないときは「リボンの最小化」で非表示にして隠しておきましょう。
当記事は 2011年公開で、2023年の最新関連記事があります。
「Microsoft Office 2007」から導入された「リボン」という操作用のツールですが、さすがに4年以上が経過してかなり浸透してきました。
◆ Office 2007 のリボンを解説 - パソコントラブルQ&A
使い慣れてくれば、どのタブに何のコマンドがあるかも分かってきます。そうなればリボンのほうがコマンドを見つけやすく、大きさもクリックしやすいから使いやすくなったと感じている人も少なくないでしょう。
それでもリボンを表示させておくのは画面の上部にかなりのスペースが必要です。特にワイド画面のノートパソコンでは画面の縦方向が狭くて大きな表を扱うときなどは邪魔に感じることがあります。
そんなときは、使わないときはタブの部分だけ残して、その下の帯状の部分は表示させない「リボンの最小化」を使うといいでしょう。最小化していても、タブをクリックすれば全体が表示されるので大丈夫です。
※ リボンを非表示にすれば縦に「5行」分、セル表示が広がります。
「リボンの最小化」の操作は簡単で、リボンの適当な場所を右クリックして表示されたメニューから「リボンの最小化」を選択します。同様に再度、メニューから「リボンの最小化」を選択すれば元に戻せます。
[Ctrl] + 「F1」
「リボンの最小化」と、そのショートカットキーはエクセルだけでなくワードやパワーポイントでも共通に使えるので覚えておくと便利です。
◆◇◆
エクセルでさらに表を画面いっぱいに広げたい場合は「全画面表示」も使えます。
リボンの「表示」タブ画面で左の「ブックの表示」グループの中に「全画面表示」というコマンドボタンがあります。
※ 「全画面表示」のコマンドは「クイック アクセス ツール バー」に
追加できるので、使いそうなら設定しておくといいでしょう。
コマンドボタンを右クリックしたメニューから追加できます。
残念ながら「全画面表示」にするショートカットキーはないようですが、「全画面表示」にした画面を元に戻すには「Esc」キーを押すだけです。あるいはタイトルバーをダブルクリックしても解除できます。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。