ログインや登録時に画像で読みにくい変形文字が表示され、入力しなければいけないのに読めないことがあります。
プログラムを使って自動で不正なログインや登録されるのを防ぐための仕組みで、通常、次の候補に切り替えることができます。
インターネット上のサービスで、ログインや登録時に画像で読みにくい変形文字(歪んでいたり、一部が隠れている文字)が表示され、それを読み取って入力しなければ次のステップに進めない場合があります。
この仕組みは「CAPTCHA(キャプチャ)」と呼ばれ、プログラムを悪用して自動で不正なログインをしたり、大量登録、迷惑な書き込みなどがおこなわれるのを防ぐためのものです。
ログインや登録で次のステップに進むときに確認のため文字入力を要求して、人間の目ではなんとか読み取れてもプログラムでは自動に判読が難しい「歪んだ文字」の画像を表示しているわけです。
ところがキャプチャで表示された画像が人間でも読み取れないほど変形している場合があります。そんなときはキャプチャのそばに「次の候補」に切り替えるリンクやボタンがないか探してみましょう。
※ 上図の場合、右にある「2つの単語を更新」をクリックします。
このリンクやボタンをクリックすることで、表示されているキャプチャが別のものに切り替わるので、読み取れそうな変形文字が出てくるまで何度か切り替えてみましょう。
キャプチャは同じ操作をしても出てこない場合があり、たとえば何回かログインに失敗したときに初めて表示されることもあるので、いつもは不要なのに突然、現れても驚かないようにしましょう。
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それにしても、不正ログインや大量登録、さらには迷惑投稿を防ぐためキャプチャを導入しているのは分かっても、普通に使っている利用者が煩わしく感じる仕組みは本末転倒のように感じます。
ましてやきちんと理由を書いていればいいのですが、英語版の仕組みを日本に導入したためか「あなたは人間ですか?」と書かれたキャプチャを見かけたときは、失礼を通り越して笑ってしまいました。
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