Internet Explorer 9 で改良されたのはどのあたりですか?
「アドレスバー」や「ステータスバー」などに改良があります。
先週も紹介したように Internet Explorer 9(IE9)では IE8 と比べて操作ボタンの場所やデザイン、レイアウトが大きく変更され、とまどうこともありますが、使いやすくしようという意図は伝わってきます。
1.アドレス入力ボックスと検索入力ボックスが一体化
アドレス入力とキーワード検索を同時に実施することはないので、
IE9 は入力ボックスをひとつにして操作をシンプルにしています。
またひとつ減った分、デザイン的にもすっきりしました。
※ 「検索」「更新」「中止」ボタンが入力ボックス内の右端に!
2.アドレス入力ボックスの右横にタブが並ぶ
一体化した入力ボックスをウインドウ画面いっぱいに広げる必要は
ないので、すぐ右に開いたタブが並ぶようになりました。とにかく
シンプルな画面構成にしようとする狙いは分かります。
※ タブをアドレスバーと同じ行ではなく、別の行に設定したい人
はタブを右クリックして表示されるメニューで「別の行にタブ
を表示」を選択すれば切り替わります。
3.ステータスバーが非表示でもリンク先アドレスが表示
IE9 は初期状態で IE画面の下に表示される「ステータスバー」が
非表示になっています。その状態でもウェブページ上のリンクに
カーソルを合わせると左下にアドレスがポップアップ表示されます。
※ ステータスバーで画面の「拡大レベル」を確認したり、レベル
変更したい場合はステータスバーを表示する設定も可能です。
どのバーを表示させ、どう並べるかは使用するパソコン画面のサイズや各人の「好み」にもよるので、自分が使いやすい設定にしましょう。
◆◇◆
さらに細かい変更点には以下のようなものがあります。
・「ホーム」「お気に入り」ボタンが右端に移動。「ツール」ボタンが
固定化され、「ページ」ボタンなどは初期設定で非表示に。
・ タブにカーソルを当てると、選択されていないタブでも右側に
閉じるための「x」マークが表示され、ワンクリックで閉じる
・ 「戻る」「進む」ボタンを右クリック、あるいは左クリックの
長押しで過去に開いたページの履歴が表示され一気に移動可能
・ Windows 7 を使っている場合、よく使うページを開いたタブを
タスクバーにドラッグ&ドロップすることで固定できる
言葉で説明するのは難しいので、ぜひ、IE9 を導入したら実際に自分でやってみることで、新しいレイアウトや操作方法を試してみましょう。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。