計画停電のときにパソコンはどうすればいいでしょうか?
停電になる前に作業中のデータは保存しておきましょう。
東北地方太平洋沖地震により、東京電力や東北電力が実施する計画停電の地域に含まれた方は、以下のページでエリアと時間の確認や注意事項をチェックしておくといいでしょう。
◆ 東京電力、東北電力管轄の地域の方へ 効果的な節電と
停電の対処方法をご案内します(Yahoo!Japan)
この中でも紹介されているように、停電前に家電製品は電源を切って、コンセントも抜いておきたいところです。
ここではパソコンに関する注意事項を紹介します。
- デスクトップパソコンを利用中に、特にハードディスクでデータを読み書き中に停電になると、最悪、ハードディスクが壊れる可能性があります。停電前にパソコンをシャットダウンしておきましょう。
- バッテリーを持たないデスクトップパソコンの場合、作業の途中で「スリープ」状態にしていると停電で消えてしまうため、作業中のデータを停電の前に保存して、シャットダウンしておきましょう。
- バッテリーを内蔵したノートパソコンは充電されていれば、停電になっても使うことができますが、停電の瞬間、電源にはつながっていないほうがいいので、事前にケーブルは抜いておきましょう。
- 計画停電は数時間に及ぶため、購入後、数年経ったノートパソコンではバッテリーが最後までもたない場合があります。やはり作業中のデータはこまめに保存しながら作業することをお勧めします。
- ノートパソコンは使えても、ルーターや無線LAN が停電のため機能しなくなり、インターネット接続ができなくなる可能性があります。停電中もインターネットを利用したいときは確認しておきましょう。
ほとんどの家電製品は、通常の停電では壊れない設計なので過度の心配は必要ありません。それでも停電となるとき、復旧するときには機器には「負担」がかかります。
生活に欠かせない家電製品やパソコンを大切に使うためにも、停電前に電源を切って、節電のためにもコンセントを抜きましょう。
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私の住む地域では昨夜(3/16)、はじめての計画停電となりましたが、あらためて電気のありがたみを感じるとともに、電気、ガス、水道などは「使えて当たり前」ではないことに気づかされました。
本当に大変な状況ですが、電力会社、自衛隊、消防隊、そして日本政府にはエールを送りたいです。
とにかく「計画停電」は「予測できる停電」なので、できる範囲で事前にトラブルが起きないようにきちんと準備をしておきたいですね。
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