Windows Update は絶対しないといけませんか?何をインストールされるかも分からないので、あまり積極的になれません。
以前は Windows Update をすることで別のトラブルが起きることも少なくなかったのですが、最近ではかなり安定しています。
Windows Update(ウインドウズアップデート)は、マイクロソフト社がインターネットを通じて「ウインドウズの欠陥」を修正するプログラムを提供するもので、現在はほぼ「月1回」のペースで公開されています。
◆ Windows Update って何?
(PC とーく: 初心者向けサポート情報)
この中で
Windows Update は
「インターネットを通じてパソコンの状態を診断し、Windows を自動的に最新の状態にしてくれる、オンライン サポート機能」
と紹介されています。
毎月、どんなものがインストールされ、それによってどの製品のどんな欠陥が修正されるのかを「今月のセキュリティ情報」が紹介しています。
しかし、この情報は用語も専門的で一般利用者には難しいです。
そのため、以下のような解説ページも用意されています。
これでも正確なところは分かりませんが、とりあえずは危険性の高さや修正しなければ何が起きる可能性があるかは理解できるはずです。
※ 「絵で見るセキュリティ情報」より紹介のため画像引用
たとえば「どんなふうに攻撃されるのですか?」の項目には
・ メールに危険なファイルを添付します。
→ 添付ファイルを開くと攻撃を受けます。
・ 悪質な情報を含んだ文章を Webページに登録します。
→ 文章を開くと攻撃を受けます。
・Webページに危険なプログラムを忍ばせます。
→ Webページを見ると攻撃を受けます。
・特別に細工したファイルを共有フォルダに保存します。
→ エクスプローラーでファイルを保存してある
フォルダを表示すると攻撃を受けます。
※ 「絵で見るセキュリティ情報」より紹介のため画像引用
そして「攻撃されると、どんなことが行なわれますか」では
・ 危険なプログラムが実行され
→ あなたのコンピュータに悪意のあるユーザー用の
アカウントが作成されます/乗っ取られます。
→ 電子メールや写真など、コンピュータ内のファイルが
読みとられます/削除されます
※ 「絵で見るセキュリティ情報」より紹介のための画像引用
といった攻撃方法が紹介されています。かなり致命的です。
◆◇◆
Windows Update を行なうことで上記で紹介したような致命的な攻撃が防げるなら「常に導入しておくべき」なのは確かです。
その一方で、Windows Update を導入することでパソコンが不安定になったり、別のトラブルが起きる可能性も否定できません。
それでも最終的には
セキュリティの欠陥を放置しておく危険性のほうが、導入したトラブルの可能性よりも高いし、ダメージも大きいので、大切なデータのバックアップをきちんと取った上で Windows Update を実施することが望ましい
というのが模範的な解答になります。
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