ネット検索で情報を探し、見つけたウェブページを「お気に入り」登録しても情報が更新されたり、なくなっている場合があります。
Evernote の「ウェブクリッパー」という機能が便利です。
Evernote には Windows 専用のソフトウエア(クライアント)が無料で用意されています。表示も日本語なので試してみてもいいでしょう。
※ ページをスクロールして「Evernote for Windows」の右側で
「Evernote for Windows を入手しましょう」をクリックすると
ダウンロードが始まります。約42MBのファイルです。
インストールが完了すると「Evernote にようこそ」と表示されるので右の「ユーザー名」「パスワード」に登録情報を入力、「サインイン」ボタンをクリック、同期が完了すれば使い始めることができます。
この「Evernote for Windows」をインストールすると、自動的に利用している Internet Explorer(IE)に「ウェブクリッパー」が使える「Add to Evernote」メニューが追加されているはずです。
IE で情報を残したいウェブページを開いた状態で、コマンドバーより「ツール」-「Add to Evernote」を選択すると「クイックノート」と書かれた Evernote のノート作成画面がポップアップします。
そのとき開いているページのタイトルが「題名」となり、「テキストを追加」のところに、どうしてこのページ情報を保存するのかなどを書いておくことも、必要部分をコピー&貼り付けすることもできます。
そして「ページのURLを保存」にチェックが入った状態で一番下にある「保存」ボタンをクリックすればアドレスも保存されます。「ページ全体をクリップ」にチェックを入れると全体がクリップされます。
※ ページ全体をクリップすると容量が大きくなるので、本当に保存
したいときだけクリップしましょう。
さらに開いているページの中で、重要な部分をデータとして記録しておきたいときは、事前に保存したい部分を選択状態(グレー表示)にしてから「Add to Evernote」をクリックすることで保存できます。
これで、もしそのウェブページが更新されたり、なくなったとしても必要な情報は Evernote に保存されることになります。
ウェブで見つけた情報をこまめにメモに残すにしても、いちいち手間がかかるとイヤになりますが、この「ウェブクリッパー」を使えばほんの数秒で必要な情報を切り取って保存することができます。
◆◇◆
「Evernote for Windows」をインストールできない、したくない場合も前述した以下のページから「ウェブクリッパー」は導入できます。
一番上の「ウェブクリップ」の項目で、その右にある「これをあなたのリンクツールバーにドラッグして下さい」と指示された緑の画像部分を右クリック、メニューから「お気に入りに追加...」を選択します。
「Evernoteにクリップする」という名前で「お気に入りバー」に追加をすることで「Add to Evernote」と同じ機能が使えます。
ブラウザとして Firefox や Google Chrome を使っている場合は、紹介されている専用のエクステンション(拡張機能)が便利です。
同様なことは他のソフトでもできるかもしれませんが、保存したものがネット経由でいつでも見ることができ、他のパソコンやスマートフォンでも共有できるる Evernote のサービスはとても便利です。
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