IE などのブラウザ操作を直感的におこなう方法はありますか?
「マウスジェスチャー」による操作は慣れるととても便利です。
追加情報(2013/10/30)
2013年10月中旬に「かざぐるマウス」は突然、公開を終了してしまい、サイトごとなくなってしまいました。
定番のマウス操作拡張ソフト「かざぐるマウス」が公開終了、サイト閉鎖 - 窓の杜
復活を願って、当記事は残しておきますが、本当に残念です。
先週、タスクトレイに常駐させて、マウス操作に便利な機能をいろいろ追加してくれるフリーソフト「かざぐるマウス」を紹介しました。
そして今週は前回だけでは書き切れなかった「かざぐるマウス」のもうひとつの目玉機能「マウスジェスチャー」について解説します。
まず「マウスジェスチャー」とは、右ボタンを押しながらマウスを左右上下に線を描くように軽く動かすことで「Internet Explorer(IE)」といった Webブラウザ などの操作が簡単にできる機能のことです。
たとえば IE 上で右ボタンを押しながらマウスを右に動かすと「進む」、左に動かすと「戻る」という「ジェスチャー」がよく使われます。
これはマウスの左右の動きと「進む」と「戻る」の操作が直感的に結びつくため、慣れると快適に使えるようになります。
設定はタスクトレイ上の「かざぐるマウス」アイコンをダブルクリックして開く「オプション」画面で「マウスジェスチャー」タブ画面を開き、左右上下、さらにその組み合わせで実行できる操作を割り当てます。
初期設定で「ジェスチャー」については以下の4つ
ジェスチャー「→」 ブラウザ「進む」
ジェスチャー「←」 ブラウザ「戻る」
ジェスチャー「↑↓」 ブラウザ「更新」
ジェスチャー「↓→」 ブラウザ「閉じる」
が設定されています。
私はさらに以下の5つの「ジェスチャー」を追加しています。
ジェスチャー「↓」 スクロール「下端」
ジェスチャー「↑」 スクロール「上端」
ジェスチャー「↑→」 ブラウザ「次のタブ」
ジェスチャー「↑←」 ブラウザ「前のタブ」
ジェスチャー「右1回転」 ブラウザ「全画面表示」
ブログや検索結果などで縦長のページがあります。そのときに簡単なジェスチャーで下端、上端に一気にスクロールできるのは便利です。
※ 下に動かし「下端」、上に動かし「上端」で直感的です。
またタブの切り替えは上にあるタブの右、左という、これまた直感的に分かりやすい設定になっているので重宝しています。「全画面表示」はお好みでどうぞ、という感じです。
※ この全画面への切り替え操作は結構、楽しいです。
あとはジェスチャーがうまくいっているか分かるように「詳細設定」で「軌跡を描く」にチェックを入れておくと見た目にも楽しいです。
正しく有効なジェスチャーだと「緑色」になり、設定されていなかったり無効な場合は「赤色」の線になるので分かりやすいです。
これ以外にも、いろんなジェスチャーを設定できますが、数多くなると覚えきれないので、本当に使うものだけ設定しておけばいいでしょう。とりあえず「下端」「上端」へのスクロール設定はお勧めです。
◆◇◆
「マウスジェスチャー」自体は、Opera などは標準機能で持っていたり、他のブラウザも専用ソフトウエアや拡張機能で導入できます。でも「かざぐるマウス」は複数のブラウザで有効にできるので便利です。
利用者が最も多い IE はもちろん、Mozilla Firefox や Google Chrome、Safari や Opera でも同じ設定で「マウスジェスチャー」が使えるため、私のように IE と Google Chrome を併用している人にもおすすめです。
なお、いつものお約束ですが「かざぐるマウス」はフリーソフトなので使用は自己責任でお願いします。
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