ブラウザのタブを簡単に閉じたいのですが。
「ホイールボタン」でクリックすれば一発で閉じます。
最近のマウスでは、携帯用の小さいものにでも「ホイール」が付属していることが一般的になりました。何といっても画面の「スクロール」が必要な場合、この「ホイール」を前後に転がせばいいので楽ちんです。
◆ スクロールなんて怖くない!(パソコントラブルQ&A)
また、「Ctrl」キーを押しながら「ホイール」を回転させると、ブラウザやエクセル、ワードなどで画面のズームを連続的に行うことができます。
Internet Explorer 6 (IE6) では 「Ctrl」キー+「ホイール」の回転で「文字の大きさ」の変更でしたが、IE7 以降は画面のズーム倍率を切り替える操作になりました。
さらに、意外と使われていないのが、その「ホイール」を「ボタン」として使う方法です。有名なのはエクセルの画面で「ホイールボタン」をクリックすると、その位置に四方に矢印を持つマークが固定されます。
この固定されたマークの上下左右にマウスのカーソルを動かすと、その方向にスクロールが行われます。特に左右のスクロールには便利です。
固定された四方矢印のアイコンからポインターを離せば離すほど、スクロール速度が速くなるので、いつやっても面白い機能です。
最近のマウスの「ホイール」は、左右に傾けることができるものが登場して、これを使うと左右のスクロールも簡単にできます。
それから今週のポイントですが、 IE7 から「タブ」ブラウザとなっていますが、その「タブ」操作にも「ホイールボタン」はとても役立ちます。
1) リンク部分を「ホイールボタン」でクリックすると、
新しいタブで、そのリンク先のページが開きます。
2) タブを「ホイールボタン」でクリックすると閉じます。
まず(1)の操作は、リンク部分を「Ctrl」キーを押しながら左ボタンでクリックしても結果は同じですが、マウス操作だけでできるので慣れてしまえば「ホイールボタン」を使ったほうが楽です。
また(2)の操作も、タブの「x」部分をクリックすれば閉じますが、閉じたいタブを選択し、「x」部分にカーソルを合わせる必要があり、「ホイールボタン」だと適当なところをクリックすればいいので便利です。
※ タブを選択しないと閉じる「x」マークが表示されません。
◆◇◆
実は私も、これまではあまり「ホイールボタン」を使っていなかったのですが、いざ使い始めて慣れてしまうと、思った以上にブラウザ操作が快適なので、最近では手放せなくなってしまいました。
ということで「食わず嫌い」な人も、ぜひ一度、お試しください。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。