タスクバーでボタンの並び替えはできますか?
Windows 7 では標準機能となりました。Windows XP など旧OSでも可能となるフリーウエアがあるので紹介します。
新しいパソコンを買っても、古いパソコンが壊れていなければ併用することになります。そんなとき新しいウインドウズに慣れてくると、やはり古い OS では使いづらいと感じるようになってきます。
たとえば Windows 7 はタスクバーによく使うプログラムのアイコンを常駐させることで、ボタンの並び順が使いやすい順番に固定でき、またドラッグ&ドロップで簡単に並び替えることもできます。
この機能に慣れると Windows XP や Windows Vista でもタスクバーでボタンの並び替えをしたくなるのが人情です。そこで今回はそんな時に使える「Takix」というフリーソフトをご紹介します。
◆ 窓の杜 - Taskix (デスクトップ機能拡張)
「窓の杜」にも紹介されているソフトなので、英語版ですが問題なく導入できると思います。ダウンロード後にインストール、デスクトップ上にできた「Taskix」のショートカットアイコンから起動させます。
設定は英語ですが、とりあえず以下のチェックだけで充分でしょう。
・ 「Auto-start in Windows」にチェックを入れるとウインドウズの
スタートアップに登録され、パソコン起動時に自動で常駐します。
・ 「Drag tabs」をチェックすればボタンを移動できるようになり、
「Change cursor while dragging」にチェックを入れたら、移動
作業中のカーソルが変わるので、入れておけばいいでしょう。
・ 一番下の「Active」ボタンをクリックすれば、機能が「有効」に
なると同時に設定画面が閉じるので設定完了です。
※ 常駐しても「タスクトレイ(通知領域)」には表示されないので
設定変更や無効にする場合、再度、デスクトップの「Taskix」
のショートカットアイコンから設定画面を表示させます。
あとは実際にタスクバーのボタンをドラッグ&ドロップして使ってみてください。
シンプルな機能ですが、常にブラウザのボタンは左端にあるほうが便利、といった人には役に立つフリーソフトです。
◆◇◆
「Taskix」では、ほかにもマウスホイールを使った操作も設定できます。英文を読んで、使いたいと感じたら設定すればいいでしょう。ちなみに私は Vista で使用中ですが「Drag tabs」以外の機能は使っていません。
使ってみたけどやっぱりいらない、という場合は、スタートメニューの「すべてのプログラム」から「Taskix」のフォルダを探し「Uninstall」を選択すれば「この製品をアンインストールしますか」と表示されます。
「はい」をクリックすればキレイにアンインストールできるので、旧OSを使っていて興味がある人は試してみる価値のあるフリーソフトです。
※ もちろん、フリーソフトのご利用は「自己責任」でお願いします。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。