「C」ドライブがいっぱいで「D」ドライブが空っぽです。
プログラムのインストールを「D」にしてしまう方法もあります。
すでに「C」ドライブが一杯で「D」ドライブが空っぽ、という質問には
A.「マイドキュメント」 を 「D」ドライブに移行する方法
◆ ハードディスク(HDD)がいっぱいです!
B.「C」ドライブと「D」ドライブをまとめる方法
◆ 分割されたハードディスクの容量をまとめたい
という2つの方法を紹介しています。
通常はどんどん増えてハードディスクを圧迫するのは写真、音楽、動画などの各種データなので、「マイドキュメント」を「D」に移行せば大幅に緩和されるはずです。
それでもプログラムをたくさん導入したために「C」ドライブが足りなくなったり、ハードディスク容量の設定(パーティション)をいじるのは不安なので変更したくない、という考えもあります。
そこでまずは「C」ドライブ内で、どのフォルダがどのくらいの容量か確認して、大きな容量を占めているものを把握しましょう。
そのときに使えるのが 「DriveAnalyzer」 というフリーウエアです。
◆ DriveAnalyzerの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se277549.html
Windows でドライブを開いても、各フォルダの容量は表示されませんが、「DriveAnalyzer」を起動して「C」ドライブを計測、結果を「容量順」「降順」で表示させると、大きな容量のフォルダはどれか確認できます。
その結果、大きな容量を占めるフォルダが特定のプログラムのもので、使っていない、あるいは不要なもの、さらにはときどき使うけど、再度、インストールできるものがあればアンインストールを検討しましょう。
※ 細かいプログラムをいくら削除してもハードディスクの空き容量は
あまり増えません。大容量のものを検討していく必要があります。
そして再度、やはり必要ということでインストールするときには操作中に「インストール先」フォルダをどうするか確認する画面が出たときに保存先のドライブを「C」から「D」に書き換えます。
C:\Program Files\xxxxx
↓
D:\Program Files\xxxxx
これで、このプログラムは「D」ドライブに起動ファイルなど主要部分がインストールされることになります。
◎注意点
・「インストール先」フォルダを変更できないプログラムもあります。
・すべてのプログラムを「D」ドライブに移行することを推奨している
わけではありません。今回いただいた質問のように「C」ドライブが
いっぱい!という場合の緊急避難的な対策であり、容量が十分
あれば「C」ドライブにインストールすることをおすすめします。
◆◇◆
ときどき「C」ドライブにあるプログラムのフォルダを、そのまま「D」ドライブに移動させたらどうなるのか、という質問をいただきます。
確かに軽いフリーウエアのようにプログラムをフォルダごと動かしてもちゃんと「D」ドライブ上で動く場合はあります。
しかし、大容量で高機能のプログラムほどインストール時に Windowsのあちこちにファイルを配置するため、プログラムの基本フォルダだけ移動させても正常に動かない場合が多いので避けた方が賢明でしょう。
正規の手順でインストールして、保存先のドライブを「C」から「D」に書き換えることで確実なドライブ変更が可能となります。
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