相手に紹介したいベージのアドレス(URL)が長くて困っています。
アドレスを短縮するサービス「bit.ly」の利用はいかがでしょう?
他の人に紹介したいウェブページのアドレスが長くて、メールだと数行になってしまったり、コピーに失敗していて伝えられなかった、なんて経験はありませんか?そんなときアドレスが短縮できると便利ですね。
※特に検索結果のアドレスは簡単に 100文字以上になってしまいます。
実は「パソコントラブルQ&A」では2006年にすでに短縮URL について解説して、実際に「QRL.jp」や「TinyURL」などを紹介しています。
◆ 長いアドレス(URL)を短くしたい(パソコントラブルQ&A)
確かに長いアドレスを短くできれば便利ですが、短縮されたアドレスを見ただけでは最終的に開くページがまったく分からないので悪用が怖いと警戒される面もあり、それほど広くは普及してきませんでした。
ところが、ここ数年で「140文字以内」で文章をまとめてやりとりするツイッターなどが人気となり、そこで文字数を節約するために短縮URLが違和感なく、ひんぱんに使われるようになってきました。
その中でも最も使われている短縮URLのサービスが「bit.ly」です。
◆ bit.ly http://bit.ly/
英語サイトですが「Shorten with bit.ly」と書かれた入力ボックスに短縮したいアドレスをコピーしたものを貼り付けて、右にある「Shorten」ボタンをクリックするだけでできあがりです。
たとえば東京ディズニーランドの場所をGoogleマップで表示するアドレスを短縮してみました。
◆ 東京ディズニーランド - Google マップ
http://bit.ly/bsMyG6
178文字の長いアドレスが 20文字に短縮できました。
面白い使い方としては、できあがった 短縮URL の一番後ろに「+」を付けると、その短縮URLがいつ、何回クリックされたかが分かります。
早速、先ほど作った「東京ディズニーランド - Google マップ」の短縮URLの後ろに「+」を付けてみましょう。
◆ bit.ly Statistics http://bit.ly/bsMyG6+
この機能を使えば、自分が紹介したページがどれくらい見られたかが分かるという意味でも便利ですが、実は、以下の確認にも使えます。
bit.ly で短縮されたアドレスをいきなり開くのが心配なときは一番後ろに「+」を付けたアドレスで開けば、元アドレスを確認できたり、クリックの履歴を確認することができます。
こういう機能を持っていることもあって「bit.ly」を紹介しています。なによりも多くの人が使っているツールの方が安心感があります。
◆◇◆
さらに現在、開いているウェブページのアドレスをワンクリックで短縮したいとき「bit.ly」の「ブックマークレット」が便利です。
◆ bit.ly Tools http://www.bit.ly/pages/tools
特に「Sidebar Bookmarklet」はとても便利です。
◆ Sidebar Bookmarklet Details
→ 画面一番下の「bit.ly Sidebar」のリンク部分に
ブックマークレットが仕込まれています。
この「ブックマークレット」を保存した「ブックマーク」をクリックするだけで、現在、開いているページのアドレスが短縮され、同時にタイトルも表示され、ツイッターで送信することもできます。
「ブックマークレット」は文字列なので、一般的にはウェブページに「リンク」として保存しておき、そのリンクから「ブックマーク」としてブラウザ自身に保存して、いつでも使えるようにします。
・ Internet Explorer なら、その「リンク」を右クリックで表示された
メニューから「お気に入りに追加」を実施、「お気に入りバー」に
追加することができます。
※ 作業中に「セキュリティの警告」が出ても「はい」で続ける
必要があり、信頼できるブックマークレットを使いましょう。
・ Google Chrome や FireFox なら「リンク」を左ボタンでプレス、
「ブックマークバー」にドラッグして追加することができます。
・ 「ブックマークレット」を使うことで、現在、開いているページは
そのままの状態で、機能を追加することができます。
英文ですが設定や利用もシンプルなサービスなので、もし興味があれば頑張って英語を読んで登録して「サインイン(ログイン)」することで、さらに「bit.ly」を便利に使うことができます。
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