ネット検索で見つけた参考になるページを「お気に入り」に登録しても、どこが参考になったのか忘れる場合があります。
選択した文字とともにページ情報まで簡単に保存できるソフトがあります。あとから検索や並べ替えもできるので便利です。
仕事でもプライベートでも「調べもの」があると、まずはネット検索を使うのが主流になっています。結果として参考になるページが見つかると「お気に入り(ブックマーク)」に登録する場合も多いでしょう。
ところが、この「お気に入り」での保存ではタイトルとアドレス(URL)だけなので、あとから確認したとき、そのページのどの部分に注目したのか、登録した理由が思いだせないことも少なくありません。
そこで「ここが最も参考になった」という文字列をマウスで選択して、ショートカットキー一発で、その選択した文字列と、ページのタイトル、さらにアドレス(URL)を保存できるフリーソフトがあります。
◆ CintaNotes(「窓の杜」で紹介)
このソフトウエアは英語版ですが、保存する文字列やタイトルは日本語でまったく問題ありませんし、機能はシンプルなので操作の表示が英語でも、分からない部分はほとんどないと思います。
現在(2010/4/21)バージョン「1.0B」の「CintaNotes_1_0B_Setup.exe」をダウンロード、ダブルクリックすればインストールが始まりますが、「Next」ボタンを3回、「Install」ボタンを1回クリックで終了です。
初期設定で [Ctrl]+「F12」 が、選択している文字列を「CintaNotes」にコピーして貼り付ける(クリップする)ための「ショートカットキー」(= Hot Key)となっており、私はそのままの設定で使っています。
※ メニューから「Options」-「Hot Keys...」と選択すれば設定
画面が開き、好きなキーの組み合わせに変更できます。
ついでに 「Show main windows hot key」 を [Ctrl]+[Shift]+「F12」 といった覚えやすいものに設定しておけば、 クリップしないときでも 「CintaNotes」画面 を表示/非表示で切り替えることができます。
タスクトレイに常駐させることができるので [Ctrl]+「F12」キー でいつでも思い付いたときに「CintaNotes」にクリップができます。
◆◇◆
ほかにも
・ 個々のクリップを(ダブルクリック/選択状態で「Enter」)で
開き、情報追加や、クリップされた文字列の編集ができます。
再度、「Enter」キー で閉じるようにもなっています。
・ クリップに保存されている URL のリンクは 「F3」キー で
一気に開くことができます(お使いのブラウザで開きます)。
・ 文字列が選択できればブラウザ以外でもクリップできます。
・ クリップ画面の「Tags」入力ボックスで [Ctrl]+「スペース」
を使うと、いままで設定した「Tag」から選択できます。
といった便利な機能やショートカットキーが使えます。あとは工夫次第ですが、ネットでの情報収集や活用に最適なので、よかったら試してみてください。
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