パワーポイントで発表をするとき、便利なワザはありますか?
まずは定番のショートカットキーだけは覚えておきましょう。
当記事は 2010年公開で、2023年の最新関連記事があります。
マイクロソフト社製のプレゼンテーション(発表)用アプリケーション「パワーポイント(PowerPoint)」はすっかり有名となり、会議を含め、プロジェクターを使った発表では大多数が使うようになりました。
そのため、操作にとまどっていると、せっかく発表内容が良い出来でも、なんだかイマイチな印象を与えてしまうことがあります。そこで操作でこれだけは覚えておくといいショートカットキーを紹介しましょう。
◎ スライドショーの開始、中断、終了
「F5」キー スライドショーの開始 ←これだけは覚えましょう!
マウスを使ってメニューからの操作や小さな「スライドショー」アイコンをクリックしても開始できますが、手間取ると格好悪いので「F5」キーひとつで開始させてスマートに始めましょう!
「Esc」キー スライドショーの中断/終了
スライドショーの途中で他のソフトに切り替えなければならず、いったんスライドショーを中断する場合があります。この場合も「Esc」キーで中断や終了できることを知っておきましょう。
[Shift]+「F5」 スライドショーの再開
中断後、スライドショーを再開するときに「F5」を使うと最初のスライドに戻ってしまいます。中断したスライドからの再開には「Shift」+「F5」を使いましょう。
※ 古いバージョンでは使えない場合があるので事前に要確認
「B」キー スライドショー中に画面全体を「黒く」する(Black)
「W」キー スライドショー中に画面全体を「白く」する(White)
スライドをプロジェクターで写したままだと、参加者はそちらに気を取られるので、不要なときは画面全体を白や黒にできます。「Enter」など、何か適当なキーを押せば元の画面に戻ります。
◎ スライドのジャンプ
「数字」キー > 「Enter」 数字のスライド番号にジャンプ
スライドの番号キーを押し、そのあとに「Enter」キーを押すと希望のスライドにジャンプしますが、最初のスライドは「0」か「1」、最後のスライドは「99」など大きな数字で大丈夫です。
「矢印」キー スライドを前後へ移動
「スペース」、「Enter」キー 次のスライドを表示
スライドを「前へ」「後ろへ」という場合、矢印キーが直感的に分かりやすいのですが、立ち姿勢のプレゼンだと矢印キーは操作しづらいので「スペースキー」のほうが押しやすいです。
あと [Ctrl]+「T」 でスライドショーのままで画面下に「タスクバー」を表示できることを知っておくとプログラムの切り替えに便利です。
◆◇◆
こんなに覚えられない、という場合はスライドショーの状態でマウスを右クリックして表示されるメニューから「ヘルプ」を選択しましょう。キーやマウス操作の一覧が表示されるので事前に確認しておきましょう
これは「ショートカットキー」を紹介するときに、いつもお話することですが全部を覚える必要はありません。自分が便利だと思うものだけを覚えて使い慣れておくと便利ですよ、といった使い方で充分です。
※ 「あのキー操作はどうするんだっけ?」と悩むくらいなら、マウス
操作でクリックしたり、メニューやボタンを使ったほうが早いです。
とりあえず、スライドショーを開始させる「F5」は覚えておきましょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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