Windows 7 で「ペイント」が見た目から大きく変わったのですが。
「メニュー」の代わりに Office 2007 で採用されている「リボン」が導入されるなど、見た目も機能もかなり強化されました。
Windows 95 から Windows Vista まで、ほとんど変更なく「おまけ」の「お絵かきソフト」として付属してきた「ペイント」が、Windows 7 で操作に使う「メニュー」や描画機能などが大幅に変更されました。
まずは「ペイント」の起動ですが「スタートメニュー」から
「すべてのプログラム」-「アクセサリ」-「ペイント」
でできます。
「スタートメニュー」の検索窓に「ペイント」と入力、「Enter」キーを押すだけでも起動することができます。
起動して気づくのが、従来は「メニュー」だったところが Office 2007 から採用されている「リボン」が採用されていることでしょう。
「リボン」により、たとえば塗りつぶす色を選ぶとき、確定しなくてもとりあえずは色パレットにカーソルを合わせれば、表示される色が変化することで、あれこれ色を切り替えてみたいときなどには便利です。
色1でワクの色、色2で図形塗りつぶし色
機能的には描画に使う「ブラシ」ツールの種類が増え、筆を使った感じの「油彩ブラシ」や「水彩ブラシ」、塗りムラが楽しめる「クレヨン」など、面白いタッチや質感で描くことができるようになりました。
「図形」ツールも「矢印」「星形」「フキダシ」「ハートマーク」などオフィスではすでに馴染みの形状が追加されました。
さらに図形を描いた直後は、その周囲に点線の囲みが表示され、その点線をドラッグすることで移動や拡大・縮小、変形ができます。
従来のものが、あまりにも「おまけ」だったということもありますが、ちょっとしたお絵かきには使えるレベルにはなったと言えるでしょう。
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