Windows 7 では電子メールソフトはどうなるのですか?
Windows 7 には Vista で登場した Windowsメール の代わりになる電子メールソフトは標準付属していません。
パソコンが得意ではなく「電子メールとホームページが見れたらいい」という方が Windows 7 を導入する場合、注意が必要なのは電子メールソフトがパッケージの中には標準付属していない、ということです。
もちろんマイクロソフト社も、いままで Outlook Express や Windowsメールを使ってきた方のために後継ソフト「Windows Live メール」を用意し、無料で別途、ダウンロード、導入できるようにしています。
◆ Windows Live メール http://download.live.com/wlmail
使い勝手も Outlook Express や Windowsメール に近く、ネット経由で最新バージョンが入手できるメリットはありますが、ダウンロードには「Windows Live ID」が必要だったり、面倒といえば面倒です。
◆ Windows 7 に Windows Live メールをインストールする
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/guide/mail03.mspx
新規登録に必要な情報はこんな感じです。
登録に必要な時間は3?5分といったところです。
Windows Vista で使っていた Winowsメール のメール自体は Windows 7 にアップグレードしてもパソコンの中に残っており、あとで「Windows Live メール」をインストール、起動すれば取り込みは「可能」です。
それでも、アップグレード中にトラブルが起きたり、アップグレードをしてみたら取り込めない場合もあるので、きちんとアップグレード前に必要なメールの各種データは必ずバックアップしておきましょう。
以下のページには、マイクロソフト社が Windows 7 へアップグレードするときのメール環境やデータ移行について、できるだけ分かりやすいようにイラストや図解も使って説明しているページがあります。
◆ Windows 7 でメールを快適に使おう
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/guide/mail.mspx
正直、これでもかなり難しいと思いますし「Windows Live メール」をダウンロードすること自体、やりたくない人も少なくないでしょう。
そう感じる方は無理にアップグレードせずに、先ほども紹介したようにWindows 7 搭載のパソコンを新規で購入すれば「Windows Live メール」がインストール済みの機種が多いので、買い替えも選択肢となります。
◆◇◆
Windows 7 が登場してから増えた質問の中に「Windows Live メール」は Windows XP でも使えますか、というものがありますが、きちんとサービスパック2(SP2)まで修正を適用していれば利用できます。
※ 「Windows Live メール」には「Outlook Express」にはなかった
迷惑メール対策機能が装備されており、それだけでも導入価値
があります。使い勝手や操作方法も基本は継承しています。
もちろん、どうせインストールするのであれば、これを機会に定評のある「Thunderbird(サンダーバード)」や「Gmail(Googleメール)」など、別のメールソフトやサービスを検討してもいいかもしれません。
◆ 仕事用のメールソフトは何がよいでしょうか?
https://www.724685.com/weekly/qa080730.htm
どちらにしても、最近では迷惑メールの数が異常なので、迷惑メール対策機能のない Outlook Express は引退させる時期かもしれません。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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