フォローして投稿(ツイート)して、その次、どうすればいいのでしょう?
相手の「ツイート」に「返信」や「リツイート」、「RT」をしてみましょう。
「ツイッター(Twitter)」の最初の第一歩を前回、紹介しました。
早速、登録した方もいらっしゃるようなので、このまま「次の一歩」の紹介を先に延ばしたら、せっかく始めたのに楽しめないかもしれないので、今週は引き続き「その2」を書きたいと思います。
何名かフォローして、何度か投稿(ツイート)してみたけど反応がなく、フォローしてくれる人(フォロワー)も増えないと、1週間ほどでつまらないと感じるようになります。
そりゃあそうですよね、誰とも交流がないのですから。
そんなときは、普通のツイートに加えて、次の3種類の方法を混ぜてみましょう。「返信」と「リツイート」そして「RT(あるいは QT)」です。
ツイッター社から「リツイート(公式RT)」がリリースされ、従来の RT と区別がつきにくいため「QT、RT、リツイート」の違いについてはこちらの記事を参考にしてください。
【1】 返信(Reply to)
フォローした人の投稿(ツイート)が、次々と自分の「ホーム」に
表示されるのを「タイムライン(TL)」と呼ぶと紹介しましたが、
そのツイートの内容に対して「返信」することができます。
◆ Twitter - ホーム http://twitter.com/home
「ホーム」画面で、返信をしたい「ツイート」があったら、その
ツイートにマウスを合わせると色が薄い灰色になり、右端に
左に曲がった矢印マークで「返信」と表示されるはずです。
※ ちなみに「☆」をクリックすると「お気に入り」
として、その「ツイート」が保存されます。
その「左に曲がった矢印マーク」をクリックすると元ツイートを
している人への「返信」できるように「 @ユーザー名 」と自動で
画面上部の「いまどうしてる?」のボックスに入力されます。
つまりツイートの先頭に「 @ユーザー名」をつけることで特定の
人に返事をすることができるのです。たとえば私への返事なら
@724685 私もツイッター始めました!よろしくお願いします!
という形になります。
実社会でもツイッターでも一緒で、最初から質問とか批判じみた
ことを書いたりせず、まずは「ご挨拶」が自然だと思いますし、
見逃していなければ、結構、相手からも「返信」が返ってきます。
→ その結果、あなたのそれまでの「ツイート」を見て、楽しく
感じたら「フォロー」を返してくれることもあるでしょう。
※ 有名人からの返信やフォロー返しは期待しない方がいい
ですが、運良くフォローや返信をくれる場合もあります。
【2】 リツイート (誰かの「ツイート」をフォロワーに紹介すること)
2009年末に新しく導入された機能です。他の人の「ツイート」を
コメントなど付けず、『そのまま』自分のフォロワーに紹介する
ための機能です。
その2つの矢印が回っているアイコンで「リツイート」をクリック
すると「フォロワーにリツイートしますか?」と表示されます。
「はい」をクリックすると
・ 元のツイートがそのまま、自分のフォロワーに紹介されます。
リツイートされたツイートには、「リツイート」アイコンが表示され、
リツイートをしたのは誰なのかも表示されます。
※ 元のツイートとアイコンがフォロワーのタイムラインに表示
されるため、フォロワーしていない人のツイートが見えると
いうことになるので注意が必要です。
・ フォロワーのタイムラインで、すでに同じツイートが表示されて
いる場合は表示されません。
・ 自分が「リツイートした」、あるいは自分のツイートが「リツイート
されたか」は記録されるのでチェックすることができます。
◇ みんなのリツイート
http://twitter.com/#retweets_by_others
◇ あなたのリツイート
http://twitter.com/#retweets
◇ リツイートされたあなたのツイート
http://twitter.com/#retweeted_of_mine
【3】 RT (QT と呼ばれることもあり、コメント付きの「引用」)
この RT(QT)というのがくせ者で、よく使われるけど、公式機能
ではなく、利用者が自分たちで便利だと思って作ったルールが
すっかり定着してしまったものだ、と聞いています。
つまり、他の人の「ツイート」で参考になりそうな話題や、それに
関して感想を書きたい場合に、相手の「ツイート」の前に「RT」と
「 @ユーザー名」を付け、そこにコメントを付けるという方法です。
※ メールでいえば「転送」に近い機能ですね。
たとえば広瀬香美さん(@kohmi)が新曲の紹介をツイートすると、
以下のような表示が TL に現れます。
kohmi ビバ☆秋葉原 http://ff.im/-8XwBD
それを読んだ私が、大変でしたね、の気持ちを込めて「RT」を
使ってツイートすると
724685 お疲れさま! RT @kohmi: ビバ☆秋葉原 http://ff.im/-8XwBD
という形で、TLに表示されるわけです。
もちろん、これは広瀬さんに 「お疲れさま!」 と伝えると同時に、
私をフォローしてくれている 2,000名くらいの皆さんにも広瀬さん
の新曲ができたので聴いてみてください!と伝えているわけです。
この「RT」した「ツイート」を私をフォローしている人が、面白い
と思ってさらに「RT」して伝えていくことで、本当にすごい話題に
なると、あっという間に多くの人に情報が伝わっていくのです!
→ 新鮮な情報を入手できたり、情報の広がり方を実感できると
ツイッターの本当の「面白さ」に気がついてくるはずです。
ツイッター公式サイトで RT(QT)を行うにはコピー&貼付けなどを使う必要があり、手間です。たとえば入門者用の「ツイっぷる」にはクリックひとつで RT の準備ができるので試してみてもいいでしょう。
まずはこの「返信」と「リツイート」さらに「RT(またはQT)」がうまく使えるようになれば、着実にフォローする数も、フォローされる数も増えてきます。そうなると情報も増え、回り始めるので、さらに楽しくなるはずです。
◆◇◆
「返信」と「リツイート」「RT」と混乱しやすいのが「ダイレクトメッセージ(DM)」です。この「DM」は相手に直接、メッセージを送るため他の人には見えません。つまり、その人だけに送りたい情報は「DM」を使います。
ポイントは、この「DM」は相手が自分をフォローしてくれていないとその相手には送れない、ということです。つまり、誰かれ構わず直接、「DM」を送ることはできない、ということです。
※ これが一種の「迷惑メールの防止」にもなっているわけです。
一方の「@ユーザー名」を使った「返信」は、相手だけでなく、自分のツイート履歴を公開したページで他の人も読むことができるので、フォローしあった相手との内緒の会話には「DM」を使いましょう。
とにかく、まずは日々のツイートに「返信」と「リツイート」「RT」を織り交ぜ、フォローした相手と、その相手につながるフォローの人たちへの交流の広がり、そして情報のやりとりを楽しんでみてください。
さらに、もう一歩、ツイッターを活用したくなったら「専用ソフト」の導入も検討してみるといいでしょう。私のコラムでも紹介しています。
◆ Twitter の何が面白いのか?(2): All About プロファイル
http://profile.allabout.co.jp/pf/hayashi-pca/column/detail/59919
正直、ツイッターは公式サイトだけでは面白さが分かりにくいサービスです。
逆に、一度、その面白さが分かると病みつきになる可能性もあります。私などは、その「病みつき」系です(笑)。ほどほどに楽しみましょう。
関連記事:ツイッターを始めよう(3) ハッシュタグ
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