「オンラインブックマーク」は、どうすれば便利に使えますか?
同じサービス提供元の「ツールバー」を共用すると効果的です。
面白いサイトや役立つページのタイトルとアドレスをネット上に記録、保存しておくことで、必要なときに再度、そのサイト経由で情報を呼び出すことができるサービスを「オンラインブックマーク」と呼びます。
多くのサイトが類似したサービスを提供していますが、一般の利用者が使いやすいという見地からすれば、やはり利用者も多く、検索との連携からも「Yahoo!Japan」や「Google」のサービスが無難な選択でしょう。
◆ Yahoo!ブックマーク http://bookmarks.yahoo.co.jp/
◆ Googleブックマーク http://www.google.co.jp/bookmarks/
それぞれ利用するには「Yahoo! JAPAN ID」と「Googleアカウント」が必要となりますが、すでにお持ちの方も多いと思いますし、まだお持ちでない方も、どちらも登録しておいて損のない総合サービスです。
さて「ブックマーク」を効率よく使いたいなら、それぞれのサイトから提供されている「ツールバー」も同時に導入すると便利です。
◆ Yahoo!ツールバー http://toolbar.yahoo.co.jp/
◆ Googleツールバー http://toolbar.google.co.jp/
どちらの「ツールバー」も、導入すると最初から「ブックマーク」を示すアイコンが表示されており、保存しておきたい情報があるウェブページを開いた状態で、そのアイコンをクリックすれば簡単に登録できます。
※ もちろん登録済みの「ブックマーク」を一覧表示させるのも簡単です。
それぞれ工夫を凝らした機能がありますが「Yahoo!ブックマーク」では現在、開いているサイト、あるいは特定のウェブページを何人が自分の「ブックマーク」に登録しているか、数字で表示させることができます。その数字は、そのサイトやページのひとつの評価指標になるでしょう。
一方の「Googleブックマーク」には「IE お気に入り をインポート」という機能を使えば、いままで IE で作りためた「お気に入り」を「オンラインブックマーク」に一発で取り込めるので、なかなか便利です。
※ 「Yahoo!ブックマーク」にもインポートする方法はあります。
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/bookmarks/bookmarks-35.html
どちらにしても「ブックマーク」と「ツールバー」は無料で使えるので、できれば両方とも試してみて、自分が便利だと思ったほうを採用すればいいでしょう。もちろん「使わない」というのも選択肢です。
◆◇◆
「Yahoo!ブックマーク」では、何人が、そのウェブページを登録したか数字が表示されるとお話しましたが、自分の情報記録のためだけでなく、ほかの人と「ブックマーク」の情報を共有する、という機能を強調して生かしているのが「ソーシャルブックマーク」サービスです。
「ヤフー」以外にも「ソーシャルブックマーク」機能を提供中のサイトは数多くあり、紹介しきれないのですが、その中でも日本で人気があるのが「はてな」というサイトの「はてなブックマーク」です。
◆ はてなブックマーク http://b.hatena.ne.jp/
┗◇ はてなブックマークの歩き方
http://b.hatena.ne.jp/help/walking
「はてなブックマーク」も「Yahoo!ブックマーク」と同じく、それぞれのウェブページが、どれくらいの人が登録しているか表示できる仕組みがあり、その登録数を使った「人気ランキング」は参考になります。
逆に「はてな」や「ヤフー」が提供しているツールを使えば、公開中のサイトやブログで各ページがどれだけの人から「ブックマーク」されているかを表示させることもできます。
◆ Yahoo!ブックマーク 「人数表示」画像
http://bookmarks.yahoo.co.jp/settings/tools/numlink
◆ はてなブックマーク 自分のブログに「ユーザー数」を表示
http://b.hatena.ne.jp/help/count
さっそく「パソコントラブルQ&A」の掲載記事が、どれくらい登録されているか表示できるようにしてみたのが以下のページです。
◆「パソコントラブルQ&A」過去のQ&A
(ブックマーク表示付き)
https://www.724685.com/weekly/bookmark.htm
記事の数が多いので表示に時間がかかりますが、幅広い過去のページが「はてなブックマーク」や「Yahoo!ブックマーク」に登録されていると分かるので、利用者にも制作者にも参考になりそうです。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。