パソコンの日本語入力で変換結果が「賢く」なくて不満です。
一度、有料ですが「ATOK」を使ってみるのもいいでしょう。
ウインドウズをお使いの場合、ほとんどの方は最初からウインドウズに付属しているマイクロソフト社提供の日本語入力変換ソフト「MS-IME(あるいは Microsoft Office IME)」を使っています。日頃は使っている意識もあまりないかもしれません。
※ MS-IME: Microsoft Input Method Editor
長年使っていると慣れてしまって、それほど気にならなくなりますが、「MS-IME」は学習してくれない、あまり「賢くない」と感じている人は少なくないはずです。比較するものがないと分かりにくいですが...。
そんなときは、パソコン用の日本語ワープロソフトで一時は市場を圧倒していた「一太郎」を製造しているジャストシステム社から販売されている「ATOK」という日本語入力変換ソフトを試してみる価値はあります。
◆ 日本語入力システム ATOK 2008 for Windows
http://www.justsystems.com/jp/products/atok/
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※ ATOK: Advanced Technology Of Kana-kanji transfer
たしかにウインドウズの「おまけ」として付いてくる「MS-IME」だと、ウインドウズさえ買えば追加費用なしに使えるので、わざわざ追加でお金を出してまで「ATOK」を買うのはためらってしまいます。
それでも、パソコンで文章を入力することが多く、長時間、文字入力で費やしている人や、やはり「MS-IME」に不満を感じている人は「30日間の無償試用版」もあるので「ATOK」を使ってみてはいかがでしょう?
◆ 無償試用版ダウンロード
http://www.justsystems.com/jp/products/atok/download.html
かく言う私も、先月から久しぶり(10年ぶり?)に「ATOK」を使い始めたのですが、明らかに「賢い」です。少なくとも「MS-IME」では候補に出てこなかった用語が、かなり充実しているのはすぐに実感できます。
※業務用語ですが「販売管理費」の略語である「販管費」が「ATOK」
だと一発で出てきたので、単純に嬉しくなりました。そして一度、
入力すると、着実に学習してくれているのでかなり助かります。
◆◇◆
「MS-IME」だけでなく、ウインドウズに付属しているから事実上の標準になってしまったマイクロソフト社製のソフトは多いのですが、優れたソフトはほかにもありますし、事実、愛用者もたくさんいます。
また一方で、グーグルなどが高機能のソフトウエアやサービスを無料で提供するため、有料ソフトの肩身が狭くなってきましたが、いい製品には開発費もかかっており、本来は有料が当たり前なのです。
ジャストシステム社も9月から月300円の定額制で「ATOK」サービスを展開するなど頑張っています。こちらも30日間の試用期間があります。
◆ ATOK定額制サービス ATOK for Windows
http://www.justsystems.com/jp/products/atok_teigaku/
どうしても米国の「ビジネス上手」な会社ばかりが注目されるのが残念ですが、日本にもすばらしいソフト会社はたくさんあります。とにかく日本語入力変換ソフトは一度、「ATOK」を試してみるのはおすすめです。
※新しいソフトを導入する前に、ソフトウエアの説明書をよく読んで
お使いのパソコンで利用可能かを確認してからお試しください。
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