セキュリティソフトをアンインストール後、パソコンが不調です。
専用の「削除ツール」が提供されていないか確認してみましょう。
最近のセキュリティソフトは、機能も豊富で、いろんな角度からお使いのパソコンを危険から守ってくれますが、その半面でパソコンの動作を遅くしたり、他のソフトウエアとトラブルにつながる場合もあります。
実は、使用中だけではなく、セキュリティソフトのアンインストールをしたあとも、一部の機能が残ってしまったのか、パソコンの機能が低下したり、ほかにも問題を起こすことがあるので注意が必要です。
原因の一つとして考えられるのは、何年もセキュリティソフトを使ってバージョンアップを繰り返すと、新旧のファイルが混在した状態となり、アンインストールしても、一部が消えずに残ってしまう可能性です。
さらには複数のセキュリティソフトを同時にインストールした場合など、同様の機能のファイルが同時に存在したり、上書きされたりすることでアンインストールできなくなってしまうことも考えられます。
そういった場合、大手のセキュリティソフト会社ではアンインストールがうまくいかないときに備えて「削除ツール」を公式サイトで公開しているかもしれないので、試してみる価値があります。
◆ Norton 削除ツール (Norton Removal Tool) を使う方法
https://www.724685.com/maga/jump/080709/symantec/
◆ ウイルスバスター2008アンインストールツール
https://www.724685.com/maga/jump/080709/trendmicro/
◆ マカフィー製品がアンインストール出来ない時の対処方法
https://www.724685.com/maga/jump/080709/mcafee/
※ 元のアドレス(URL)がメールマガジンで紹介するには長すぎる
ため、自動でジャンプする短縮アドレスで紹介しています。また
2008年7月9日現在の情報なので、利用する場合は削除したい
バージョンに対応したものか、必ず確認ください。
◆◇◆
お使いの Windows の種類やセキュリティソフトのバージョンによって使う「削除ツール」が違う場合もあるので、事前に「ご注意」といった記述がないか確認して、説明書きをよく読んだ上で適用しましょう。
紹介したセキュリティソフト以外でも「削除ツール」が公開されているものがあります。そこで、アンインストールがうまくいかなかったり、アンインストール直後にパソコンの調子が悪くなった場合、公式サイトで探したり、「ソフト名 削除ツール」で検索してみるといいでしょう。
アンインストール後に、一部に問題となるファイルが残ったとしても、表面的にはまったく分からないので、かなりやっかいなトラブルです。まずは、こういった場合もある、ことを知っておくことが大切です。
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