Outlook Express のメールで、本文だけでなく、送信者、宛先、日時などのヘッダー情報もワードに貼り付けたい。
メールを「テキスト形式」で保存すればコピーできます。
Outlook Express や Windowsメール では、受信済みのメールを開くと上部に「送信者」「日時」「宛先」「件名」など「ヘッダー」の情報が表示され、メールソフトで印刷すれば「本文」と一緒に印刷されます。
ところが受信メールをコピーして、ワードなどに貼り付けて報告したいといった場合、メールの「本文」はコピーできますが「ヘッダー」部分だけはまとめてコピーすることができません。
※ 「送信者」「日時」「宛先」「件名」など、個々の情報だけなら
コピーできますが、そのままでは一括してコピーできません。
そんなときは、コピーしたいメールを「テキスト形式」で保存すれば、あとは自由にコピーできるようになります。保存の手順も簡単です。
1.「受信トレイ」で保存したいメールをクリック、メニューバー
より「ファイル」-「名前をつけて保存...」を選択します。
2.「メッセージに名前をつけて保存」画面の下にある「ファイル
の種類」から「テキストファイル(*.txt)」を選択してから
デスクトップなど分かりやすい場所に「保存」します。
3.保存したファイルを「メモ帳」などでテキストファイルとして
開けば「ヘッダー」と「本文」が一体となって表示されます。
このテキストで表示された「ヘッダー」と「本文」を一緒にコピーしてワードなどに貼り付ければ「メール全体」の貼り付けができるわけです。
◆◇◆
上記の保存する作業でも面倒だと感じる場合、あるいは「ヘッダー」の部分だけがコピーできればいいなら、コピーしたいメールを選択して、「返信」か「転送」の処理をする方法があります。
「返信」や「転送」処理で新たに開く「メッセー作成」画面の「本文」にはオリジナル・メールの「ヘッダー」部分が自動生成されているので、そこをコピーすればいいわけです。
※ コピーが済んだら「メッセージ作成」画面は閉じておきましょう。
それぞれ必要な場面によって、いろいろ使い分けてみましょう。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。