CD や DVDが再生できません。また、書き込みにも失敗します。
一度、「レンズクリーナー」を試してみる価値があります。
パソコンに搭載された「光ディスクドライブ」は CD-ROM や DVD の再生だけでなく、CD-R/RW や DVD±R/RW、DVD-RAM などの書き込みができるなど、幅広く使えるものが普及してきました。
※ 音楽CD から曲のデータをパソコンに読み込むことが人気で
ますます「光ディスクドライブ」の使用頻度は増えています。
そんな中で「CD-R へのデータ書き込みに失敗する」「ときどきデータが読み込めないディスクがある」「音楽CD が音飛びするようになった」といったお問い合わせをいただくことがあります。
様々なケースが考えられますが、特定のディスクだけが読み込めない場合、「ディスク自体」に問題がある可能性が高いので、読み込み可能なパソコンをお持ちの友人などにディスクを確認してもらいましょう。
その結果、読み込み可能なはずの他のパソコンでも読み込めなければ、ディスク自体の不良やデータの書き込み失敗などが原因と考えられます。
一方、他のパソコンでは読み込めた場合、または特定のディスクだけでなく頻繁に問題が起きる、特に最近、問題が起き始めた場合、お使いの「光ディスクドライブ」に問題があると判断したほうがいいでしょう。
もちろんドライブが故障してしまった可能性もありますが、原因として「光ディスクドライブ」がデータを読み込み、書き込みするときに必要な「光学レンズ」が汚れて、認識エラーが起きている場合があります。
そんなときは専用の「レンズクリーナー」で汚れを除くことで解決することがあります。周辺機器メーカー各社から千円前後の価格で発売され、量販店でも買えるので、一度、試してみる価値はあります。
◆ マルチレンズクリーナー - CK-MULシリーズ(エレコム)
http://www2.elecom.co.jp/accessory/cleaning/media/ck-mul/
◆ CD・DVDクリーナー(サンワサプライ)
http://www.sanwa.co.jp/product/acc/cd_cleaner.html
ほとんどの「レンズクリーナー」は、一般的なディスク形状をしており、そこにレンズの汚れを除去するための「専用ブラシ」が付いています。
さらにブラシだけの「乾式」と、専用クリーニング液も使う「湿式」があり、すでにディスクの認識トラブルが起きているのであれば、洗浄力がより強力な「湿式」を使ってクリーニングしてみましょう。
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たとえば紹介したエレコムの「マルチレンズクリーナー」ならパソコンの「光ディスクドライブ」だけでなく、家庭用CDプレーヤーや車載用CDプレーヤー、CDカーナビ、ゲーム機などにも使えるので「お得」です。
◆ マルチレンズクリーナー CK-MUL3:湿式(エレコム)
専用クリーニング液を使う「湿式」は、使用直後にはホコリなどを吸着させてしまう可能性もあるので、クリーニングをする前に「光ディスクドライブ」のトレイなどのホコリは綺麗に取り除いておきましょう。 そういう意味でも、日頃のメンテナンスには「乾式」のほうがオススメです。 |
もし「光ディスクドライブ」を良く使うのであれば、値段も高くないので両方買っておいて、定期メンテナンス で使い分けてもいいでしょう。
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